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お金を増やそう!!~初心者でも簡単な口座開設方法を一挙公開!!おすすめな口座とは~

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資産運用に興味はあるけど、情報が多すぎて何を信用したらいいか分からないって思いませんか。正しい知識なく資産運用で成功することは難しいです。ここでは、投資初心者の方に、資産運用のノウハウを0から分かりやすく伝えることをモットーに記載しています。

前回までで資産運用の必要性や何が投資の対象となるのかが分かったと思います。今回は、資産運用に必須となる証券口座の開設について触れていきたいと思います。銀行に頼らず、自分で証券口座を開設して、自分の思いどおりの資産運用をしてみませんか。

この記事を書いた人

まずは、この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。

パパ森ってこんな人 2022.1に、「誰かの役に立ちたい」という思いから、五姉妹パパとしての奮闘記ネタで雑記ブログを開設。途中更新しない時期もありましたが...

今回の目標

今回の記事を読んでいただくと、以下のことが理解できるようになります。また、実際の口座開設まで不安なく進めてもらえるようにパパ森なりにより具体的に記載しています。

● 証券口座の種類と開設方法を理解する

● 資産運用の枠組みを理解する

● 開設する証券会社を自分で選択できるようにする

証券口座とは

証券口座とは、一般的に「証券総合口座」(以下、単に「証券口座」と表記します。)と言い、資産運用をする上では誰もが必ず作らないといけない総合口座です。なぜ、総合かというと、株や債券、投資信託など何にでも利用できる口座だからです。銀行へ預金するときも銀行へ総合口座を開設しますよね。今はそういったイメージが持てれば大丈夫です。

証券口座を開設することで、初めて、証券会社を通じで、株式や債券、投資信託など色んな商品を購入したり、その中から配当金を受け取ったりする資産運用を始めることが可能となります。ただし、銀行の口座のように紙で管理することはなく、全てWeb上で管理運営されます。

口座開設にかかる費用

口座開設にかかる開設費用や管理費用は一切かかりません。ただし、海外の証券会社で口座を開設する場合は、費用がかかるのが一般的なようです。日本はお得なんですね。

資産運用の流れ

証券口座を中心に、実際の資産運用のイメージを見てみましょう。

銀行口座から入出金 ⇔ 証券口座 ⇔ 株式、債券、投資信託等

① 証券口座に投資したい資金を入金します。これはWebで行います。例えばゆうちょ銀行から証券口座へ入金する場合は、ゆうちょ銀行の口座をWebで利用できるようにゆうちょダイレクトというWeb版へ登録する必要があります。(登録は簡単です。)そうすることで、銀行口座と証券口座をWeb上で繋ぐことができ、お金の行き来をすることができるようになります。このWeb上の銀行との連携は、以下のようにほとんどの銀行が対応しています。この表に表示されていない銀行でも、「その他の銀行」の中で、いわゆる町金融の銀行などはほとんどヒットすると思います。

② 証券口座に入った資金を元手に、株式等の商品を購入することができるようになります。もちろんこの作業もすべてWeb上です。証券口座に入金しないと商品は購入できないということですね。

③ 株式等で運用利益がでて、その利益を確定させると、その資金は証券口座に吐き出されることになります。

④ 証券口座に吐き出された利益を現金化するためには、Web上の証券口座から前記例で言うゆうちょダイレクトを経由してゆうちょ銀行の口座へ出金することで、現金化することができます。この点、口座が2つ(証券と銀行)存在するので、入金するにも出金するにも1手間かかりますが、証券口座の手続は、窓口に行く必要がなく、いつでもWeb上でできるので、むしろ簡単で便利です。

資産の管理

今まで説明してきたとおり、資産運用するためには、Web上の証券口座を開設する必要がありますが、何だかちょっと不安がありませんか。今まで色んなことを紙ベースで利用してきたパパ森も、証券口座に入金後、入れてたはずの資金がなくなっていたら?なんて考えるとなかなか開設まで踏み切れませんでした。でも、安心してください。証券口座は以下の2つの点から保護されているため、安心して利用することができます。

分別管理

証券会社を通じて取引される私たちの資産は、証券会社自体のお金とは区別して管理することが義務付けられています。具体的には信託銀行へ預けることとなっています。よって、証券会社が破たんしたとしても、私たちの資産に直接的な影響や被害はなく保護されることとなります。

セーフティーネット

万が一にも、証券会社が分別管理を怠り、被害が生じたとしても、日本投資者保護基金というセーフティーネットにより、私たちの資産は保護されます。(ただし、一人につき、1000万円までの補償)

以上のように、口座開設によるリスクはほぼありませんので、いつでも資産運用ができるように、口座開設だけでもしておくと良いのではないでしょうか。

証券口座の種類

簡単に口座開設だけでもと言いましたが、すみません。口座を開設するために、最低限知っておいてほしいことがあります。ここでは、それらについて説明していきます。

特定口座と一般口座

証券口座を開設する際、特定口座として開設するか、一般口座として開設するかを問われます。違いがわからないと選ぶことができませんよね。

表にすると、以下のような違いがあります。

年間取引計算書の作成源泉徴収確定申告
特定口座ありあり不要
ありなし必要
一般口座なしなし必要

特定口座と一般口座の大きな違いは、「年間取引計算書」を証券会社が作成してくれるか否かという点です。この年間取引計算書とは、1年間(1月1日~12月31日)の運用実績をレポートとしてまとめたものであり、確定申告の際に必要な数字が記載されています。

特定口座は、この計算書を証券会社が作成してくれますが、一般口座は作成してくれないということです。なので、この計算を自分でするよという方以外は、特定口座を選ぶことになります。(計算書を作ってもらえるから別途費用がかかるということもありません。)

ただし、特定口座の中にも、「源泉徴収あり、なし」の選択が必要です。これは、「あり」を選択すると、証券会社が源泉徴収して確定申告まで自動的に処理してくれることとなります。逆に、「なし」を選択すると、年間取引計算書までは作ってくれるが、源泉徴収はしないので、実際の確定申告は自分でするということになります。

ですから、面倒な計算は証券会社にお任せするが、確定申告は自分でしたいという方以外は、特定口座の中でも源泉徴収ありを選択しておけば良いということになります。

口座開設の条件

口座開設にあたっては、資力審査など難しい話は一切ありません。もちろん、学生でも主婦の方でも開設することが可能です。ただし、未成年の方(例外あり)や以下の条件に当てはまる方は、一般的に日本の証券会社の口座は開設できないとされています。まあ、該当することはないと思いますので、へえ~そうなんだ~くらいに確認してもらえば大丈夫ですし、実際に開設する手続きの中で、チェックしていくことになります。

● 国内に居住していない人

● 証券会社に勤務している人

● 反社会的勢力と関係を持つ人

● 他人名義で作成する場合

NISA口座について

皆さんも、NISAとか積立NISAという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。ここではNISAについて詳しく説明はしません(いずれ別途記事にしたいと思います。)が、口座開設にあたって必要な範囲で簡単に触れておきたいと思います。

※ NISAは、2024年1月より現行のルールが変更される予定です。

NISA口座を開設する

皆さんの中にも、どうせ開設するなら、非課税であるNISAで開設したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、NISA口座も無料で開設することができますが、その場合でも、まずは、前記特定口座か一般口座を開設する必要があります(通常は、登録手続の中で一緒に開設します。)。なので、NISA口座だけ開設するという選択はできません。

NISA口座か積立NISA口座か

NISA口座、積立NISA口座は、どこかの証券会社で1人いずれか1つしか開設できないということになっています。色んな証券会社で複数開設することはできないということですね。ちょっと慎重になっちゃうと思いますが、あとで変更は可能です。(ただし、っちょっとめんどうです。)NISA口座と積立NISA口座両方を持つこともできないんですね。ということは、どちらかを選択しなければなりませんが、違いが分からないと選択できませんよね。

NISA口座と積立NISA口座の違い

いずれも、運用確定利益に対して税金がかからない(非課税)というメリットがあります。通常は、利益の中から、約20%が税金として差し引かれて戻ってきます。例えば、100万円投資して20万円の利益があった場合、20万円の20%相当である4万円は税金として引かれ、手元には116万円しか戻ってこないことになりますが、NISAを利用すると、非課税なので120万円すべてが戻ってくるということになります。

NISA口座と積立NISA口座の大きな違いを表にすると以下のとおりです。

NISA口座積立NISA口座
非課税投資枠(年間)120万円40万円
非課税期間最長5年間最長20年間
投資の手間自分で購入、売買自動積立
投資対象商品基本なんでも可能厳選された投資信託のみ

まず、非課税投資枠と非課税期間に注目してください。NISA口座が年間120万円×5年であるのに対して、積立NISA口座は、年間40万円×20年となっています。これは何を意味するかというと、NISA口座は短期間で大きく運用するのに有利であり、積立NISDA口座は、長期間にわたりコツコツと積立てながら運用するのに有利ということです。自身がどういう運用スタイルで始めたいかということで選択すればよいと思います。

ただし、単純にトータルの非課税枠だけみると、NISAは、120万円×5年=600万円であるのに対して、積立NISAは40万円×20年=800万円と積立NISAの方が非課税枠が多いことが分かります。

その他、上記の理由からNISAの方は、自動積立がなく基本的にはどんな商品でも購入可能であるのに対して、積立NISAは、自動積立があり、商品も長期積立てに適した厳選された投資信託に限ることとなっています。

証券会社3選

証券口座のことはわかった。NISAのことも何となくわかった。証券口座を開設しようとも思い始めた。でも、実際、どこの証券会社を選べばいいのかという問題が残ると思います。

ここも知らないと、あとであっちの証券会社にしておけばよかった・・・何てことにもなりかねないので、ここでは、パパ森推奨3選を紹介したいと思います。もちろん、この3社以外がダメという訳では全くないのでその点はご了承ください。

ズバリ、その3社は、「楽天証券」、「SBI証券」、「SMBC日興証券」です。

この3社を比較すると以下の表のとおりになります。

楽天証券SBI証券SMBC日興証券
国内株式手数料10万円まで99円99円137円
50万円まで275円275円440円
100万円まで535円535円880円
取扱外国株式6か国9か国2か国
投資信託取扱本数約2600本約2600本約800本
NISA・IDeCo利用可利用可利用可
クレジットカード積立利用可利用可利用不可

見てのとおり、手数料や投資信託の取り扱い本数は、楽天証券とSBI証券でほぼ同じであり、SMBC日興証券は手数料が若干高く、投資信託取扱本数が少なく見えます。ただし、800本と言っても主要な商品はほぼ網羅されているので、数字で見るほどの大差はありません。

3社ともに、NISAは使えますね。クレジットカードを利用して積立てをしたいと考える方にとっては、SMBC日興証券は利用できないということとなります。

では、表以外における3社の特徴を見ていきましょう。

楽天証券の特徴

楽天サービスと連携ができるので、普段から楽天サービスを利用している方には、お得となります。例えば、楽天ポイントで投資をすることも可能です。また、初心者でも分かりやすく利用しやすいサイト仕様となっています。

SBI証券の特徴

取り扱う投資信託の商品数が全金融機関の中で最も多いと言われています。上記数字だけみると楽天証券と同様となっていますが、現実には、若干SBI証券の方が多い結果となっています。また、国内株式銘柄の取り扱いも多く、例えば、楽天証券では取り扱っていない札幌証券取引所の銘柄も購入することができます。表のとおり外国株式も一番多いです。

SMBC日興証券の特徴

こちらも、サイト仕様がわかりやすいものとなっています。また、楽天証券やSBI証券にはない独自のサービスとして、「キンカブ」というものが存在します。

通常、個別銘柄の株を買う場合、1株から購入することはできず、最少単位は100株となっています。たとえば、ニトリの株を買いたいと思うと、1株だいたい1万2000円くらい(株価は日々変動します。)なので、1万2000円×100株=120万円程度の資金が最低でも必要となります。・・・・かなりの高額です。手が出ません。

しかし、このキンカブを利用すると、個別銘柄の株を100円から購入することができるんです。なので、100円でニトリの株だって購入することができるんですね。仮に、100円でニトリの株を購入したとすると、100÷1万2000円=0.008333・・・株分だけ購入するというイメージです。これなら、ちょっと好きな会社の株を買ってみようかなって気になりませんか。

証券会社のサイト

実際に口座開設したい方のために、上記3社のサイトを貼っておきます。それぞれの画面から口座開設ができます。もちろん、ご自分の端末のWebで簡単に検索できますが、よかったらどうぞ。

楽天証券

楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA) (rakuten-sec.co.jp)

SBI証券

SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA (sbisec.co.jp)

SMBC日興証券

SMBC日興証券 (smbcnikko.co.jp)

パパ森はどうなの

ところで、パパ森はどうなの?という声が聞こえてきそうなので、参考までにパパ森はどうしているのか最後にお伝えしておきます。

パパ森は、楽天サービスを利用していないので、楽天証券で開設しても恩恵を得られません。なので、それ以外のメリットを考えて、以下のとおりとしています。まあ、楽天サービスを利用すればいいのかも知れませんが、この辺は家庭の問題もありなかなかね~。

メイン SBI証券で、特定口座(源泉徴収あり)1つ、積立てNISA口座1つ

サブ  個別株用(キンカブ)として、SMBC日興証券の特定口座を1つ

先ほども書きましたが、いずれの口座開設も全て無料ですので、3社とも取りあえず開設しておくというのも1つの手だと思います。ただし、NISAは1か所でしか開設できないのでその点だけは注意してくださいね。

今回は、ここまで。

では、また次の記事でお会いしましょう!!

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