日々生活する上で「人間関係」は切っても切り離せないものですが、人間関係がうまく築けないと悩んだりしていませんか。この人間関係は「仕事」にも「私生活」にも大きな影響を及ぼします。そこで、今回は、「人間関係を良好に築くためのテクニック4選」をご紹介します。この4つを意識して実践するだけで、きっとあなたの人間関係は劇的に改善することでしょう。
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この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。
1 言葉をプラス思考に転換する
よくプラス思考が良いと言われますが、プラス思考だけでなく、「言葉」自体をプラスで表現することが、人間関係の良好な構築のためにはとても有効です。
プラスの言葉で返す
相手がマイナスの言葉を発したときは、あなたの「頭」と「心」を使って、プラスの言葉で返してあげましょう。
例えば、
私神経質なんだよね~。
と言われたときは、
あなた:色々気が付ける人なんだね、繊細で素晴らしいね。
などと返してあげましょう。
また、
私とても心配性なんだよね~。
と言われたときは、
あなた:凄い敏感なセンサーを持ってるんだね。未来が読めるんだね、凄いね。
という風にプラスの言葉で返してあげましょう。
人は見た方向に進む
「人は見た方に進む」と言われています。
崖の下を見たら吸い込まれそうになったり、隣を走る車を見たらそっちの車の方に寄ってしまいそうになったりと、人間は見た方に進むようにできています。ですから、「マイナスを見る」のではなく「プラスを見る」ような言葉を使うのです。
昔の人は「言霊」があるとよく言っていましたが、これはある意味理にかなっています。言葉には「力」があります。ですから、あくまでも「プラスのものを見る」ほうが良いに決まっています。
否定の言葉はNG!!
否定の言葉は使わないようにしましょう。例えば、「失敗したらダメだよ。」とか「落としたらダメだよ。」とか言うフレーズはNGです。
否定の言葉を使っているから良いじゃないかと思うかもしれませんが、人間は、例え、否定の言葉であっても「失敗」とか「落ちる」などの言葉が頭に残ってしまうので、結局、委縮して失敗しがちです。
大切なものを運ぶときに、「落とすなよ。」なんて言われると、「落とす」が頭に残ってしまい、委縮してブルブル震えてしまい、結果、落としてしまうことが起こりかねません。
ですから、こういう場合は、プラスの言葉を使い、「ちゃんと持って行ってね」とか「成功してね」と声掛けすることがとても重要です。
例えば、泣きそうな子どもがいて、優しい声掛けのつもりで、
泣いちゃだめだよ。
泣くなよ。
とかって言われると、だいたいそう言われた子は、泣いてしまいます。
「泣く」という言葉が頭に残るので、そこを見て泣いてしまうんですね。
そういう場合は、
笑って!
とか
笑おうね。
とか、
極端な話、
笑っちゃだめだよ。
でも良いと思います。
「笑う」が頭に残るからです。
また、例えば、高いところに上っているときに、
(怖いから)下を見みちゃダメだよ。
と言われると、やっぱり下を見ちゃいますよね。
そういう時は、
上を見よう!
とか
前を見てね!
という声掛けで十分です。
人は、もともとの「言葉」が強く残ってしまう生き物なので、「プラスの言葉」を頭に残すことがとても大切となります。
本当の言葉で伝える
相手にプラスの言葉を伝えるときは、「本当の言葉」で伝えましょう。「嘘の言葉」を使ってはだめです。
あなたの頭と心を全力で使い、「本当の言葉」で「プラスの言葉」を使うことが重要です。
例えば、
服屋さんで、
お客さんが明らかに似合ってない服を選んでいるのに、
店員さん:とても似合ってますよ~。
などと言うのはよくありません。
そういう場合、そのお客さんが、それを好んでいるのであれば、「何をどう着こなせば似合うようになるか」とか、「どんなアイテムを組み合わせれば似合うようになるとか」などを提案できる店員が良い店員だと言えます。
このように「本当のことでプラスの言葉を使う」ことが大切です。
これは、自分自身に対しても同じです。
弱気なことを考えてしまったり、言いそうになったとします。
例えば、
もう3つしか残っていない。
とか
もう3分しかない。
というマイナスの言葉が浮かんだら、
まだ、3つもあるじゃないか。
とか
まだ、3分もあるじゃないか。
とプラスの言葉に転換するのです。
「1日しかない」ではなく「24時間もあれば何でもできる」と思えば、力も沸いてきます。そういうプラスへの変換が重要です。
2 語尾に「ね」を付ける
相手に「親しんでほしい」とき、「馴染んでほしい」とき、「緊張をほぐしてほしい」とき、「仲良くなりたい」ときなどは、語尾に「ね」を付けると言葉がとても柔らかくなります。
「◎◎しよう。」ではなく「◎◎しようね。」と言い換えたり、「◎◎だ。」ではなく「◎◎だね。」とか、「ね」を付けるだけで、自然に言葉が柔らかくなります。
怖い感じの人でも、「ね」を付けると、急に魅力が出たりするので、とても勧めです。
3 プラスマイナスプラス法
一般的に「マイナスプラス法」というものがあります。初めにマイナスなことを言い、その後プラスのことを言うと良い印象を残すことができるという方法です。
例えば、
あなたは優しいね。でも意地悪だね。
と言われると悪い印象が残ると思います。
でも、
あなたは意地悪だね。でも優しいね。
と言うと温和で褒めている感じの印象を受けます。
とは言っても、気を付けないといけないのが、中には、最初にマイナスなことを言われると、その瞬間に「カッ」となってしまい、その後にプラスのことを言っても聞く耳を持ってくれない人もいます。
例えば、「あなたは意地悪だね。」のあとに「でも優しいね。」と言おうと思っていても、「あなたは意地悪だね。」と言われた瞬間に、相手が「カッ」となり、その後に、「でも優しいね。」と言っても、「言い訳」や「フォロー」にしかならなくなり、聞く耳を持ってもらえず最悪になってしまうことがあります。
プラスマイナスプラス法
そこで、おすすめなのは、「プラスマイナスプラス法」です。これは、最初にプラスのこと言い、相手が受け入れられる状態を作ってからマイナスなことを言う。そして最後に、肝心なプラスで終わるという方法です。
最後はハッピーで終わらせるんですね。
例えば、
「あなたは優しいね。」でも「意地悪なところもあるんだよな。」でもやっぱり「優しいんだよね。」
という感じで、最後は、プラスの言葉で終わらせるんです。
これもお勧めです。
4 自分が最後で終わらせる
「気まずくなるのが嫌で会話が怖い」という方も多いのではないでしょうか。そいうときは、「自分が最後に言葉を出して終わる。」ということを意識付けておくだけで随分と人間関係が良くなり、気まずさが解消されます。
「メール」や「LINE」などで、あなたがメールを返した後に、相手から返信がないと、何となく反応のないことに不安になったりしますよね。
そう言った場合、相手も悪気はないと思いますが、返信がないと、不安になって、少しぎくしゃくした感じが残ります。
でも、「一言」でも「スタンプ」でも良いので返してもらえれば、それだけで安心できますよね。
だから、
「最後に返す役割を敢えて自分が担う」
のです。
「メール」でも「会話」でも、最後は自分で締めくくる。しかもそれがプラス言葉でできれば、相手も安心して気持ちよく会話が成り立ちます。
現代は、「コミュニケーション社会」なので、これらの考え方は、人間関係を良好に保つために必要な考え方です。
これらの考え方を取り入れて、今後の人間関係を少しでも良いものにしていただければ幸いです。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。