教育

子どもが言うことを聞かない日々、どう過ごす?~イライラしない子育てのコツと、親がラクになる考え方~

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朝からぐずぐず。言ったことには「イヤ!」と即返事。ご飯も着替えもお風呂も、すべてが一筋縄ではいかない…。そんな「子どもが言うことを聞かない日」は、親にとって心身ともに疲弊する一日です。「育て方が悪いのかも」「怒ってばかりで自己嫌悪…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ですが、実は“子どもが言うことを聞かない”のには理由があります。そして、親の対応次第でその日がグッとラクになることも。今回の記事では、「子どもが言うことを聞かない理由」「親の対応で気をつけたいこと」「イライラしない過ごし方のヒント」を、具体例を交えて解説します。

なぜ子どもは言うことを聞かないの?

こどももやみくもに言うことを聞かないわけではなく、そこにはちゃんと理由があるのです。少しかみ砕いてみてみましょう。

1 自立心のあらわれ

「自分でやりたい!」という気持ちは成長の証です。子どもは親の指示に反発することで、自我を確立しようとしています。

2 気持ちをうまく言葉にできない

「やりたくない」「疲れている」「眠い」など、うまく伝えられない感情が“イヤ!”という態度になって現れます。

3 親の言い方が受け入れづらい

命令口調や、選択肢のない言い方は、子どもの「やりたくない」気持ちを加速させてしまいます。

言うことを聞かない日、親がやりがちなNG行動

親が感情的になってはいけません。子どもを責める行為や他のこと比べることもNGです、

1 感情的に怒鳴ってしまう

「早くしなさい!」「いい加減にして!」と怒っても、子どもは「怒られた」ことで頭がいっぱいに。伝えたいことは届きません。

2 理屈で責める

「なんでそんなことするの?」「前にも言ったよね?」と詰問しても、子どもは委縮して黙り込むだけです。

3 他の子と比べる

「○○ちゃんはちゃんとしてるのに…」という言葉は、子どもの自己肯定感を下げ、逆効果です。

イライラしないための心構え

イライラしない心構えは、ちょっとした気持ちの切り替えで実行できます。

1 「聞かない日」も当たり前と受け止める

大人だって体調や気分で行動が変わるように、子どもも“気が乗らない日”があります。「今日はそういう日なんだ」と受け流す気持ちが大切です。

2 100点を求めない

一日中きちんとできる子なんていません。10回中2回でもうまくいけばOKくらいの気持ちでいましょう。

3 親自身の余裕が大事

睡眠不足や疲労が溜まっていると、些細なことでイライラしてしまいます。親の“こころのバッテリー”にも目を向けましょう。

言うことを聞かない子どもへの具体的な対応法

言うことを聞かない子どもへの具体的な対応法を考えてみましょう。

1 選択肢を与える

「今お風呂に入る?それとも10分後?」「赤い服にする?青い服にする?」“選ばせる”ことで、子どもが自分で決めたという納得感が生まれます。

2 タイマーやカウントダウンを使う

「3分経ったらお片付けね」と伝え、視覚的に時間を意識させるのも効果的です。

3 共感する言葉がけをする

「嫌だったんだね」「やりたくなかったのかあ」と気持ちを受け止めてあげることで、子どもは落ち着きやすくなります。

4 スキンシップで落ち着かせる

抱きしめたり、頭をなでるだけでも気持ちが安定します。言葉よりも安心感を与える方法も大切です。

忙しい日の“ゆる育児”でいい

完璧を求めては駄目です。ときには、ゆる育児の重要です。

1 無理にスケジュール通りにしない

言うことを聞かない日は、スケジュールを一部あきらめるのも戦略です。
「今日はお風呂はシャワーだけ」「夜ご飯はおにぎりで済ませる」など、柔軟に対応してOK。

2 1つだけ目標を決める

全部を完璧にしようとすると疲れます。今日は「朝ごはんを一緒に楽しく食べる」ができれば合格!というように、一日の“合格ライン”を下げてみましょう。

親のストレスを減らす過ごし方のヒント

ここでは、親のストレスを減らす過ごし方のヒントについて触れていきたいと思います。

1 一人になる時間を確保

5分でもいいので、トイレやキッチンで「一人になれる時間」を意識的に作ってみましょう。

2 信頼できる人に話す

夫婦で共有したり、ママ友に話すだけでも気持ちは軽くなります。「共感される」だけで救われることも多いものです。

3 頑張りを見える形に

「今日も怒らずに3回声かけできた」「なんとか笑顔で乗り切れた」など、自分を褒めるクセをつけると、自信が育ちます。

まとめ

子どもが言うことを聞かない日は、親にとって試練でもありますが、実は子どもの“心が育つ日”でもあります。

大切なのは、「どうして聞かないのか?」を理解しようとすること。
そして、「できる範囲でゆるく過ごす」ことで、親も子も楽になります。

完璧な子育てではなく、「一緒にゆっくり成長していく子育て」を目指しましょう。

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では、今回はここまでにしたいと思います。

また次の記事でお会いしましょう。

この記事を書いた人

この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。

パパ森ってこんな人 2022.1に、今の職場ではない得ない「誰かの役に立ちたい」という思いから、「五姉妹パパ」としての奮闘記ネタで雑記ブログを開設。途中更...

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