教育

親が本を読む家庭は、子どもも賢くなる?~読書習慣が思考力・語彙力に与える影響~

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「子どもに読書をしてほしいけど、なかなか本を読まない…」そんな悩みを持つ親御さんは多いですよね。でも実は、子どもの読書習慣は、親が本を読むかどうかに大きく影響されると言われています。親が読書をする家庭では、自然と子どもも本を読むようになり、「語彙力」や「思考力」の向上につながることが多いのです。この記事では、「読書が子どもの思考力や語彙力に与える影響」「親が本を読むと、なぜ子どもも読書好きになるのか」「子どもが本好きになるための親の関わり方」について、詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。

パパ森ってこんな人 2022.1に、「誰かの役に立ちたい」という思いから、五姉妹パパとしての奮闘記ネタで雑記ブログを開設。途中更新しない時期もありましたが...

読書が子どもの「語彙力」・「思考力」に与える影響

読書が子どもの「語彙力」・「思考力」に与える影響について、見ていきましょう。

🔹 1.1 語彙力が飛躍的に伸びる

本を読むことで日常会話では触れない言葉にたくさん出会います。研究では、本を読む子どもは、読まない子どもに比べて約3倍の語彙を持つことが分かっています。例えば、小説を読むと「情景描写」や「比喩表現」に触れ、言葉の幅が広がります。

🔹 1.2 思考力・論理的思考が鍛えられる

本を読むことで、登場人物の考え方や行動を推測する力がつきます。また、物語の展開を理解し、因果関係を考えることで、論理的思考力が高まります。

読解力のある子どもは、国語だけでなく数学や理科の成績も良い傾向があります(問題文の理解力が高いため)。

🔹 1.3 集中力がアップする

本を読み続けるには、一定の時間集中する必要があります。読書の習慣がある子どもは、授業でも集中しやすくなる傾向にあります。

読書は、単なる娯楽ではなく「考える力」「語彙力」「集中力」すべてを鍛える習慣となります。

親が読書をする家庭では、なぜ子どもも本好きになるのか?

親が読書をする家庭では、なぜ子どもも本好きになるのかについて解説していきます。

🔸 2.1 モデリング効果(親の行動をまねる)

子どもは親の行動を自然とまねるものです。親がスマホばかり見ていると、子どももスマホに興味を持ちやすくなります。逆に、親がリラックスしながら本を読んでいると、子どもも「本を読むことは楽しいこと」と認識するようになります。

🔸 2.2 本が身近にある環境が「当たり前」になる

本棚にたくさんの本がある家庭では、子どもが自然と本に手を伸ばしやすいです。「絵本→児童書→小説」など、成長に応じて本を手に取る機会も増えます。

🔸 2.3 読書の楽しさを共有できる

親が「この本面白かったよ!」と話すと、子どもも興味を持ちやすいです。「一緒に本屋や図書館に行く」「寝る前に読み聞かせをする」などの習慣が、本への親しみを育みます。

親が本を読むこと自体が、子どもにとって最高の「読書教育」になります。

子どもが本好きになるための親の関わり

次に、子どもが本好きになるための親の関わりについて解説していきます。

🔹 3.1 読書環境を整える

本を手に取りやすい場所に置く(リビング・寝室など)、子どもの興味に合った本を選ぶ(好きなキャラクターやテーマの本)、図書館や本屋に定期的に行く(「どれでも好きなの買っていいよ」と言うと、選ぶ楽しみが増える)などが大切です。

🔹 3.2 一緒に読む時間を作る

読み聞かせをする(幼少期は特に効果的!)とか親子で同じ本を読んで感想を話す(「この場面どう思った?」と聞くと、思考力が鍛えられる)ことが大切です。

🔹 3.3 本を読む楽しさを伝える

「この本、面白いよ!」と親が楽しそうに話したり、親自身が読書を習慣にする(スマホばかり見ていると、子どももスマホに興味を持ってしまう)ことが大切です。

「本を読みなさい!」と強制するより、親が本を楽しむ姿を見せる方が効果的です。

まとめ

読書習慣は「親の行動」がカギとなります。

読書は、「語彙力」・「思考力」・「集中力」をすべて伸ばす習慣となります。親が本を読む家庭では、子どもも自然と本好きになります。また、子どもが本に親しめる環境を作ることが大切となります。

「本を読んでほしい」「子どもに読書習慣を身につけさせたい」のであれば、「親が本を読む姿を見せる」のが最も効果的です。

本を読むことが日常の一部になれば、子どもも自然と本に親しむようになります。ぜひ、親子で本を読む楽しみを共有してみてください。

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では、今回はここまでにしたいと思います。

また次の記事でお会いしましょう。

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