

初めての育児は、まるで正解のないパズルを解いているようなもの。どれだけ本を読んでも、どれだけ心構えをしていても、実際に始まってみると「こんなに大変だったなんて…!」と驚くことばかりです。夜泣き、授乳、オムツ替え、寝不足、育児と家事の両立、そして自分の時間ゼロ。心も体も限界を感じる瞬間が、想像以上に多いのが現実です。今回の記事では、実際に多くの親たちが「初めての育児」で直面した10の戸惑いと悩みをピックアップ。それぞれの困りごとについて具体的なエピソードと、実践しやすい対策をわかりやすくご紹介します。「自分だけじゃない」と思えるだけで、心が少し軽くなるかもしれません。どうぞ肩の力を抜いて、読み進めてみてください。
1 母乳が出ない・授乳がうまくいかない
「母乳は自然に出るもの」と思っていたのに、実際にはなかなか出なかったり、赤ちゃんがうまく吸ってくれなかったりと、授乳の壁は想像以上に高いものです。とくに産後すぐは体力も回復しておらず、焦りと不安が重なってしまいます。
• 母乳外来を活用:助産師のアドバイスで大きく改善されることもあります。
• 混合栄養もOK:無理せずミルクを活用して心身の余裕を作りましょう。
• とにかく休む:母乳の出は「休息」と密接に関係します。
パパ森は育児休暇を活用し、ミルクも併用するなどして、積極的に育児に関与しました。やっぱり、一人で育児をしているよりもパートナーと一緒に頑張ってると思えると、頑張れるし、気持ちも晴れますよね。
2 赤ちゃんが泣き止まないプレッシャー
昼夜問わず泣き続ける赤ちゃんに、「なんで泣いてるの!?」とパニックになるママ・パパが多数です。周囲の視線が気になって外出も怖くなるなど、精神的に追い込まれやすいポイントです。
• 泣きの理由をメモして分析:空腹・眠気・不快など、傾向を掴めるようにしましょう。
• ホワイトノイズやおくるみの活用:泣き止ませの“便利アイテム”は積極的に使いましょう。
• 完璧主義を捨てる:赤ちゃんは泣くのが仕事です。責めずに「よしよし、がんばってるね。」と自分に声かけをしてあげてください。
抱っこしていてもゆらゆらとゆらさないと泣き出す。寝たと思ってベッドに置いたとたん泣き出す。あるあるですね。パパ森家では、手作りのメリーゴーランド風の音が鳴るおもちゃを自作し、何とか乗り切りました。
3 夜中の授乳・睡眠不足の限界
2~3時間おきの授乳で、まとまった睡眠が取れない日々。「睡眠がここまで大事だと思わなかった」というのは、全ての育児経験者が口を揃えるリアルな声です。
• 交代制&昼寝の活用:夫婦でバトンタッチ、赤ちゃんと一緒に寝る意識をもちましょう。
• 夜間授乳に備えた環境づくり:照明、授乳クッション、すぐ使えるミルクセットなどで時短を考えましょう。
• 「これは一時的」と思うこと:辛さは永遠に続きません。数ヶ月後には少しずつ改善します。
私も、育児をするのなかで、色んな苦労をしてきました。特に、我が家では、妻の仕事(看護師)が当時3交代だったので、妻が居ない状態で、育児をすることも多くありました。辛いな~、何とかならんのかな~と毎日のように思いましたが、私はある時期から考えを変えました。「あとこの子にこのような手をかけられるのは何日残っているんだろう。」と。育児は永遠ではありません。限りがあります。少しずつ子どもも成長していくんです。そう考えると、毎日の育児が愛おしくなり、楽しく感じることさえできました。
4 オムツ替えが予想以上に頻繁
「1日に何回!?」と驚くほど、オムツ替えの頻度は多いものです。慣れないうちは手間取ったり、おしっこやうんちで服が汚れることもしばしばでしょう。
• オムツ替えコーナーを整備:使いやすい配置でストレスを軽減しましょう。
• 着替えは多めに準備:汚れてもすぐ対応できるように、常にストックしておきましょう。
• おしりふきのあたたかさで泣き止むことも:冬場は少し温めると快適に過ごしてくれます。
オムツは常にストックしていました。うん〇が緩いと、本当に臭くて、たまらないですよね。でもこれも上記考え同様、あと何回変えてあげることができるのだろうと考えると、おむつ替えも気持ちがこもってきます。現にパパ森の子は、三女がもう小学校高学年であり、今考えるとオムツを変える時期って一瞬だったなとさえ思えます。
5 自分の時間がまったくない
気づけばトイレにも行けず、食事も片手間、趣味や休憩なんて夢のまた夢…。自分の時間ゼロ状態が続くと、心が疲れてきます。
• 10分でも“ママタイム”を死守:赤ちゃんが寝たら、スマホではなく“無”の時間をつくりましょう。
• 家事の手抜きはOK!:宅配・レトルト・掃除ロボットなども活用しましょう。
• 「お願い上手」になる:家族に小さなことでも頼る癖をつけてみましょう。
育児を妻にだけさせるなんて勿体ない。という思いがパパ森にはありまして、積極的に育児に関与していました。まあ、妻が三交代だったから、どうしたって、育児に関与せざるを得なかったのですけどね。でも、長女が生まれて初めて立って歩いた瞬間を見れたのは、本当にうれしくて、今でも鮮明にそのときの光景を覚えています。何はともあれ、育児は夫婦で楽しみながら進めましょう。
6 家事と育児の両立が難しすぎる
赤ちゃんがいるだけで、洗濯も掃除も料理も思うように進みません。「何もできなかった…」と自己嫌悪になることもあります。
• 家事の優先順位をつける:「今日の最低ライン」を決めるだけでも楽になります。
• 時短家電や作り置きメニューを導入:テクノロジーに頼るのも愛情です。
• 家族で「育児はふたりの仕事」意識を共有:一人で抱えない環境づくりがカギです。
再三言ってますが、妻は三交代の仕事をしてたので、逆に育児にあまり関与できずに一時期は、妻が育児に関与できない辛さで泣いてました。私は大変でしたが・・・。でもそれも今となってはいい思い出です。できれば、夫婦で育児を楽しみながら乗り切っていきたいものですね。
7 外出が怖い・億劫になる
「泣いたらどうしよう」「授乳やオムツ替えの場所あるかな…」など、初めての外出はハードルが高くなります。
• 近場の短時間からスタート:買い物ついでや公園など気軽な場所で慣らしましょう。
• お出かけグッズは1つのバッグに常備:準備の手間を減らすことで気軽になります。
• 子育て支援センターやカフェでリフレッシュ:大人と話せる場を持つことが大切です。
パパ森もよく子育て支援センターや公園にお出かけに行ってましたが、周りも同じような環境の人たちばかりなので、気兼ねなく過ごしました。困っていると声かけてくれるし、パパ友やママ友もできました。今となってはいい思い出です。もう、あんな経験できないと考えると、少し寂しい気さえします。
8 他のママと比べて落ち込む
SNSで見る“キラキラ育児”や、近所の育児上手なママと比べて、「自分はダメだ」と感じてしまうのはよくあることです。
• SNS断ちをしてみる:他人と比べない時間を意識的に持ちましょう。
• 「うちはうち、よそはよそ」の精神で:家庭ごとに状況も子どもも違うことを理解しましょう。
• “できてることリスト”をつけてみる:毎日の小さな成功に目を向けましょう。
その日にした育児を夫婦間で共有し合っていました。そんなことできるようになったの?すごーい。なんて言う会話が飛び交うとそれだけで楽しくなりますよね。他人は他人。うちはうち。という精神で、一歩ずつ前に進んでいました。
9 パートナーとのすれ違い・イライラ
育児の大変さを共有できず、ちょっとしたことで喧嘩や不満が爆発することもあります。「何もしてくれない」と思いがちです。
• 感情をためずに伝える工夫を:「ありがとう」→「こうしてくれると助かる」に変換しましょう。
• お互いの“育児疲れ”を認め合う:気持ちのすれ違いは言葉にしないと伝わりません。
• 育児日記を一緒に見るのもおすすめ:赤ちゃんの変化を一緒に感じられます。
結婚当初から、パパ森家の家訓は「感謝」です。今でもそうですが、感謝している気持ちは相手に伝えないと伝わりません。ささいなことでも、〇〇ししてくれてありがとう。と感謝の気持ちを伝えましょう。それだけで、夫婦関係も育児もスムーズに進みますよ。
10 自分を責めてしまう毎日
「ちゃんとできていない」「またイライラしてしまった」と、自分にダメ出しばかりしてしまう日々。誰よりも頑張っているのに、心の余裕が持てなくなります。
• “がんばったこと”に目を向ける習慣:1日1つ「よくやった」と振り返りましょう。
• 第三者のサポートを受ける:育児相談、オンラインカウンセリング、友人とのおしゃべりも心の栄養になります。
• 赤ちゃんの笑顔や寝顔に癒されて:「この子のために頑張ってる」と思える原点回帰をしましょう。
育児はもちろん大変ですが、育児以外にも家事もこなさなければなりません。今日の夕飯はどうしよう。もう今日は疲れてしまった。夕飯を作る気がしないなんて日もありますよね。パパ森家では、一時期、食材宅配の「ヨシケイ」を利用して、夕飯を考える手間と買い物に行く手間を省いていました。だいぶん違いますよ。もし、同じような状況で悩んでいる方は、ヨシケイを利用してみるのも1つの手です。
ヨシケイのHPはこちらから

おわりに 〜頑張りすぎない育児を〜
初めての育児は、大変で当たり前です。わからないことだらけで、自信をなくすのも当然のことです。でも、あなたは今日も、誰よりも頑張っています。
少しずつ、慣れていきます。少しずつ、楽になります。夫婦で協力しあいましょう。お互いを称え合いましょう。励まし合いましょう。
完璧じゃなくていい。笑顔じゃなくてもいい。泣いてもイライラしても、「それでも育児してる自分」を、どうか誇りに思ってください。
今日も、お疲れさまでした。
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では、今回はここまでにしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。
この記事を書いた人
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