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私は、「無償の奉仕がしたい」「人の役に立ちたい」「誰かの力になれる仕事がしたい」─そう思って公務員を志し、27年間、裁判所職員(裁判所書記官)として、多くの事件や手続きに携わってきました。社会正義の一翼を担っているという自負もありましたし、地味ながら確かな誇りを持っていた仕事です。しかし40歳を過ぎた頃から、「この仕事で、人は本当に幸せになっているのだろうか?」「“人の役に立つ”って、もっと違う形もあるんじゃないか?」そんな思いがきっかけとなり、転職を考える中、8年越しに、裁判所職員(裁判所書記官)を卒業し、結婚相談所「パパ森結婚相談所」を立ち上げることを決意しました。今回の記事では、「裁判所」と「結婚相談所」という、一見まったく異なる仕事の間にある「働きがい」の本質的な違いと共通点を、私自身の経験に基づいてお伝えします。人生の岐路に立ち、人のために働きたいと考えている方、今の仕事にモヤモヤを感じている方、そして婚活支援に興味のある方に、少しでも参考になれば幸いです。
裁判所の仕事:社会秩序を支える「縁の下の力持ち」
裁判所の仕事は、一言で言えば「公正中立なルールを社会に適用する」ことです。
たとえば、民事裁判、刑事裁判、民事調停、家事調停、債権執行、相続関係、債務整理、自己破産など、人間関係や人生の分岐点に立ち会うことも多くあります。ですが、私たちはあくまでも制度(法律)の運用者であり、感情に寄り添うことや、当事者に未来の提案をすることはできません。
もちろん、裁判所は、司法を司る社会にとって極めて重要な仕事です。でも一方で、当事者から直接感謝されることは少なく、むしろ不満やクレームに晒される場面の方が多いのです。
いくら丁寧に対応しても「もう一度説明しろ」「お前のせいで裁判が長引いた」「判決に納得できない」「その対応はおかしい」などと言われることも多くあります。真面目に働けば働くほど、「誰の役に立てているのか」が見えなくなることもありました。
結婚相談所の仕事:一人の人生に深く関わる「伴走者」
結婚相談所の仕事は、目の前の一人ひとりに向き合い、その方の「人生の幸せ」を一緒に作っていくことです。会員様の希望や不安をじっくりと聞き、その人に合ったお相手探しをし、お見合い・交際・成婚まで寄り添い続ける。結果的に「成婚しました!本当にありがとうございました!」と涙ながらに感謝されることもあります。
ここには、裁判所時代にはなかった自分にとっての「働きがい」が確かにあります。自分の提案やアドバイスひとつで、人の人生が好転する。信頼を積み重ねながら、人の幸せに直接関われる喜びは、何にも代えがたいのです。
「人のために働く」とは何か?価値観の転換
裁判所で働く中、「人の役に立つ」ということは、正確に業務をこなすこと、法律に沿って公正に判断を下すことだと信じていました。でも、時が経つにつれ、次第にこんな疑問が浮かんできました。
• 「制度を守る」ことと「人を幸せにする」ことは違うのでは?
• もっと直接的に、人の笑顔に出会える仕事があるのでは?
結婚相談所を始めてからは、答えが見えました。人は、法律だけでは幸せになれない。「共に歩む存在」や「心を通わせる関係性」の方が、人生においては遥かに重要であることを、私は会員様との関わりからたくさん学びました。
「正しさ」より「温かさ」が求められる場所で
裁判所では、「手続きの正確さ」、「正しさ」、「適正迅速な裁判」が最優先です。誤解を恐れずに言えば、「感情よりも形式」、「思いやりよりも制度」が重視される世界です。
一方、結婚相談所では「温かさ」が求められます。「理屈」よりも「共感」、「判断」よりも「寄り添い」。人の気持ちを理解し、タイミングを見て背中を押し、ときには黙って見守る。そんな感性が必要になります。
この「正しさ」と「温かさ」の違いは、どちらが上というものではありません。でも、私にとっては「温かさのある仕事」の方が、心から満たされるものでした。
遣り甲斐を感じられる仕事とは?私なりの結論
「遣り甲斐」とは、給与の高さでも、安定でも、肩書きでもなく、「誰のために働いているか」が明確であること、そして「自分がその人の力になれた」と実感できることだと、私は思っています。
結婚相談所では、それが毎日感じられます。一人の会員様の人生に、まっすぐ向き合い、共に悩み、共に喜ぶ。その先に「幸せな家庭」が生まれ、「次の世代」へとつながっていく。その喜びを味わえる今、私はようやく「人の役に立っている」と胸を張って言えるようになりました。
裁判所と結婚相談所の共通点
ここまで話しますと、私にとっては、「結婚相談所」の方が遣り甲斐を感じられられるということになりますが、「裁判所」の27年の期間は無駄だったのか?そう考えたとき、思いもよらない結果が分かったのです。
「裁判所」は、法律や判例を基準に、形式的に中立・公平に判断する機関です。一方、結婚総暗所は、人の気持ちに寄り添い、感情を重視し、一緒に伴走するサポート役です。一見真逆の仕事のように思えますが、実はとても多くの共通点がありました。
共通点1 懇切丁寧な対応力
裁判所では、当事者を選ぶことは出来ません。相談に来庁された方は、公平に、全ての方と、懇切丁寧な対応が求められます。そんな中、否が応でも真摯な対応を心がけることになり、窓口対応力が身に付きまいた。
結婚相談所でも、初回は、カウンセリングから始まり、お客様の「悩み」、「相談」「問題解決提案」などのお話をさせていただくのですが、裁判所で培われた相談対応力が生かせます。
共通点2 文章作成能力
裁判所書記官は、裁判で行われたことを文章にして公証するスキルが求められます(書記官になるためには、研修所に入所するための試験に合格し、研修所で1~2年の研修を経て、更に、卒業試験に合格する必要があります。)。また、裁判官が起案した判決をチェックする必要があり、普段から文章を起案したり、チェックすることにより、文章作成能力のスキルが磨かれました。
結婚相談所では、内容は違えど、会員様のPR文をより魅力的に作成する必要がありますが、27年間裁判所で培われた文章作成能力を十二分に生かすことが出来ます。
共通点3 最初から最後までの進行管理能力
裁判所書記官は、裁判官と協働して裁判を運営します。裁判官は、判決を目指して、当事者の「主張整理」、「証拠調べ」を行いながら、判決を目指していくのですが、裁判所書記官は、裁判官の判断の質を高めるべく、裁判運営、特に裁判手続きの「進行管理」に深く関わっていきます。
結婚相談所でも、「お見合い」から「プレ交際」、「真剣交際」、「プロポーズ」、「成婚」というステージがあり、婚活カウンセラーはその進行管理を行いながら、必要なステージで必要なサポート、アドバイスをしていきます。
こうやって、分解して見てみますと、「裁判所書記官の仕事」と「結婚相談所の仕事」には驚くほどの共通点があったのです。
私は27年間裁判所書記官として勤めましたが、それもこれも、新たなステージである「結婚相談所」を営むための下済み期間と捉えることができ、多くの経験をさせていただいた「裁判所」には「感謝」をしています。
裁判所で結婚相談所事業への修行をさせていただき、満を持して結婚相談所を経営することができる。とても自然な流れで、無駄のない経験だったと思います。そう考えると、結婚相談所は私にとって、正に「天職」なのだと実感しています。
おわりに
今回は、「裁判所」と「結婚相談所」という、まったく異なる世界で働いた経験から、「働きがいの本質的な違い」と「共通点」について考えてみました。
「裁判所」は、社会の基盤を支える重要な仕事。「結婚相談所」は、一人ひとりの人生に光を灯す仕事。どちらも尊い仕事です。
でも、私が本当に心から満たされるのは、「目の前の一人の幸せ」に関わる結婚相談所という仕事でした。
これからは、裁判所書記官としての経験をフルに生かして、人々の幸せのために、伴走していこうと心に決めました。
もし今、あなたが働きがいを見失いかけているなら──「自分は、誰のために働きたいのか?」と、問いかけてみてください。
そして、もし「人の幸せをつくる仕事」に興味がある方がいたら、ぜひ一度、パパ森結婚相談所HPを覗いてみてください。人の人生に寄り添う、かけがえのない仕事がここにあります。
パパ森結婚相談所

パパ森は、日本最大級の「IBJメンバーズ」の加盟店として、パパ森結婚相談所を大分で開設しています。
初めてのことばかりで不安も絶えないと思いますが、パパ森と一緒に「価値観合う人との結婚」と言う幸せの第1歩を一緒に歩んでいきませんか。
心のこもった丁寧なサポートをいたします。
勿論、オンラインにも対応しています。
パパ森結婚相談所の魅力
パパ森結婚相談所は、元裁判所職員(裁判所書記官)であるパパ森が、もっと人の役に立ちたいと思いで始めた結婚相談所です。
入会から成婚まで、全力でサポートさせていただくことは勿論、希望される方には、今流行の資産運用(投資)について、パパ森が、「GFS」(入会金45万円)に入会して勉強して得た知識を惜しみなくお伝えし、みなさんの将来の資産形成の一助となることもサポートさせていただいています。
また、1級のファイナンシャルプランナー有資格の信頼がおける保険屋さんとも繋がりがあるので、金銭面での人生設計もばっちりできます。
パパ森結婚相談所の所在地
パパ森結婚相談所の基本情報は以下のとおりです。まずは、LINEでお友だち登録していただけると嬉しいです。
所在地 大分県大分市大分駅周辺
所 長 婚活カウンセラー 鈴 木 伸 幸
年 齢 48歳(令和7年現在)
連絡先 090-2966-6604
メール papamori.nobu1977@ymobile.ne.jp
好きな言葉 為せば成る!為さねばならぬ何事も。
~自身の行動には絶対に無駄がない~
まずは、ラインでお友達登録からお願いします。
弊社のHPはこちら

弊社のブログはこちら

~余談~
「人の役に立ちたい」という想いが導いた、新たな挑戦
パパ森は、27年間にわたり、裁判所職員(裁判所書記官)として働いてきました。
裁判の世界には「和解」という解決方法もありますが、多くの事件は「判決」によって終わります。そうすると、必ず「勝訴者」と「敗訴者」が生まれます。
勝訴者は満足かもしれませんが、敗訴者の中には深い不満を抱え、控訴する人も少なくありません。時には苦情が寄せられることもあります。つまり、裁判所を利用する人すべてが「納得して喜ぶ」というわけではないのです。
さらに、勝訴者から感謝されることもほとんどなく、和解に至った当事者からお礼を言われることもありません。そんな世界に身を置くうちに、パパ森の心には、ある想いが強く芽生えてきました。
「もっとダイレクトに人の役に立ちたい。」
「感謝される喜びを感じたい。」
「誰かと一緒に幸せを分かち合いたい。」
しかし、裁判所の仕事の中では、この想いを叶えることはできない。そう痛感していたときに出会ったのが、「結婚相談所」でした。
結婚相談所の仕事は、会員様とカウンセラーが「結婚」という共通の目標に向かって、二人三脚で歩んでいくもの。人生の大切な節目を支え、ともに喜び合える。そんな素敵な仕事に、パパ森は心の底から魅力を感じました。そして、「自分もこの世界で誰かの幸せをサポートしたい!」と強く思ったのです。
裁判所にいれば、一生生活に困ることはないでしょう。けれど、そこに留まっていては、パパ森が本当に求める「理想の生き方」には到達できません。
「人生は一度きり。」
だからこそ、パパ森は新たなチャレンジを決意しました。「結婚」という幸せを掴むために、ひとりでも多くの人の力になりたい。一緒に喜び、感謝し合い、幸せな未来を創りたい。
もし少しでも「結婚相談所」に興味を持たれた方は、ぜひパパ森とお友だち登録をしてください。
あなたの婚活を、全力でサポートします!
ここまで、記事を読んでいただき本当にありがとうございます。
こんなパパ森を応援していただけると幸いです。
この記事を書いた人
この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。