

「投資って難しそう」「お金がないと始められない」と思っていませんか? 実は、20代のうちから少額でコツコツ始めることが、将来の資産形成にとって大きなアドバンテージになります。今回の記事では、初心者でも安心してできる「長期投資の始め方」をわかりやすく解説します。
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なぜ20代から投資を始めるべきなのか?

20代から投資を始めるのはまだ早い気がすると思われるか方もいらっしゃると思いますが、実は、20代から投資を始めると色んな面で有利となります。
1 時間を味方につけられる(「複利」の力)
投資の最大の武器は「複利効果」です。たとえば、年利5%で運用した場合、元本100万円が30年後には約4.3倍の432万円になります。(※利息を再投資した場合)
「複利?」というかたは、こちらの記事を参考にしてください。

同じ5%の運用でも、30歳から始めた場合と40歳から始めた場合では、最終的な金額に大きな差が生まれます。つまり、早く始めるほど有利なのです。
2 少額からでも始められる
「投資=大金が必要」と思われがちですが、今は 月100円〜でも始められる方法がたくさんあります。たとえば、新NISA(積み立て投資枠) を活用すれば、少額でも長期的に資産を増やせます。
3 リスクを分散できる
若いうちから投資を始めると、長期間にわたって資産を増やせるため、一時的な値下がり(暴落)にも耐えやすくなるというメリットがあります。
何から始めればいい? おすすめの投資方法

若い時代から投資を始めるメリットはご紹介したとおりですが、実際に、何からどのように始めればよいのかについて深堀していきます。
1 新NISA(積み立て投資枠)を活用する
少額からの長期投資に最適であり、年間最大120万円まで非課税で運用できるのが特徴です。最低投資額は、100円から始められるので、長期運用で資産を増やしやすいです。
• eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
• SBI・Vシリーズ 全世界株式(オール・カントリー)
• 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
※ 上記のファンドは手数料が安く、長期運用向きのものとして人気があります。
2 ロボアドバイザー(自動で運用)
「どの銘柄を選べばいいかわからない…」という人は、ロボアドバイザーを活用するのも手です。
ウェルスナビ、THEO(テオ)、楽ラップ など
メリット:自動で資産運用をしてくれるので、投資の知識がなくても大丈夫です。
デメリット:手数料が少し高めです。
3 高配当株・ETF(配当金をもらいながら運用)
「毎月お小遣いのようにお金を受け取りたい。」という人には、高配当株投資や ETFがおすすめです。
・SPYD(米国高配当株)
・VYM(米国安定高配当株)
・HDV(米国優良高配当株)
・三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
・KDDI(9433)
・日本たばこ産業(JT)(2914)
投資を始める前に注意しておきたいこと

投資を始める前に、注意しておきたいことがあります。ここでは、3点ほどご紹介します。
1 生活費の3〜6ヶ月分の貯金を確保しておく
投資を始める前に、急な出費に対応できる貯金を確保しておきましょう。投資資金は「余裕資金」で行うのが基本です。
2 短期で大儲けを狙わない
長期運用が大事で、「すぐに儲かる投資」はハイリスクなことが多いです。特に仮想通貨やFXなどは初心者には危険です。コツコツと長期運用する方が安全で確実なのです。
3 投資詐欺に注意!
「絶対に儲かる」「元本保証」などをうたう投資案件には要注意です。 良い話は向こうからはきません。投資は自己責任で行いましょう。
20代のうちに投資を始めておくとどうなる?

たとえば、月1万円を年利5%で30年間運用した場合をシミュレーションしてみましょう。

30年後には、834万円になります!これは 利息を再投資する「複利」の力です。
まとめ

20代こそ少額からコツコツ投資を始めましょう。20代から投資を始めると複利の効果で将来大きな資産を築くことができます。まずは 月1,000円からでもいいので、コツコツと続けることが大切です。新NISA(積み立て投資枠) や ETF、高配当株など少額で始められる投資が特におすすめです。
若い自分には「投資はまだ早い」と思わずに、少額からでもチャレンジしてみましょう!10年後、20年後の自分がきっと感謝するはずです。
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では、今回はここまでにしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。