昨年の秋、突如として我が家にカマキリくんがやってきました。
タイミングよく卵を産んだり、バッタを捕獲する姿が見られたりと、
貴重な光景をカメラに収めることが出来ました。
卵はケースの中に産んでいたので、ベランダに放置中でしたが、
週末温かかったせいか、今月15日に早くもカマキリの赤ちゃんが孵化してしまったのです。
今回は、そんな一部始終をご紹介したいと思います。
五姉妹パパが、なぜ、カマキリを飼い始めたのか
カマキリが我が家に来たのは、去年の8月。
パパ森が帰宅すると、
カマキリが1匹、ビニール袋の中に無造作に入れられていた。
三女:パパー、カマキリが死にそうだからどうにかして!!
三女からの切なる願いだった。
パパ森:このカマキリどうしたの?
三女:バービー(ばあちゃん)のベランダにいたって!!貰った。
次女:ほら、お腹がぷくぅって膨らんでるよ。
長女:きもっ!!
パパ森:このままじゃ、可哀そうだね。じゃぁ~、飼ってみようか!!
子どもたち:わーい、やったぁ~。かうかう~
カマキリが嫌いだったはずの子どもたちから
意外なリアクション
そんなこんなで、突如として我が家にカマキリが舞い込んできた。
カマキリって何食べるの?
飼うことになって、まず困ったこと
カマキリって何食べるの?
どのくらい食べるの?
どこに取りに行けばいいの?
って話になりますよね。
調べると、基本はバッタですね。
まぁ、そうだよね。
河川敷とかに行くと、普通にたくさんいます。
でも、バッタもいろんな種類がいますね。
こんな子たちです。
<ショウリョウバッタ>
トノサマバッタ
トノサマバッタ(色違い)
取り敢えず、飼育に積極的な三女と一緒にバッタを採りに河川敷へ。
道具は、アミとカゴ
何匹くらい取れば良いのかな?
三女:カマキリくんが死なないように、たくさん採った方がいいと思うよ!
パパ森:う、うん。、そうだね。
バッタって、意外とすばしっこくて素手で採ろうとしてもなかなか難しいんです。
三女:あっ、いた!パパ採って!!
パパ森:よし!! あー、逃げられた。
三女:あっ、いた。パパこっち!!
パパ森:今度こそ! よし、GETだ!!
こんな光景が何度か続きます。
合計で、結構な数のバッタを採ることとなりました。
これで、数日餌には困らないな。
突如として、その瞬間がやってきた
翌朝、子どもたちの叫び声が・・・
三姉妹:わぁ~、カマキリのお尻から泡が出てるぅ~、なにこれ!!
三女:カマキリが死んじゃう⤵
パパ森が見に行くと・・・
なんと・・・
たまごを産んでるではありませんか。
パパ森:みんな、これはカマキリくんが卵をうんでいるんだよ。
そう伝えると
子どもたちは興味津々
一瞬のうちに写真撮影会となりました。
私は、幼少のころ、カマキリをよく捕獲していましたが、
さすがに産卵の光景は
私も初体験で、ちょっとテンション⤴でした。
そのときの映像がこちら
なかなか貴重な映像となりました。
カマキリの食事
カマキリくんの産卵もひと段落し
お腹がすいただろうということで、さっそく三女から・・・
三女:パパ、カマキリにバッタあげて!
三女は、パパ森にそう懇願する。
でも、三女は、まだ、カマキリの食事方法を知らない・・・
捕獲する瞬間を見ると、驚くだろなぁ~
怖がるかもなぁ~
と思いつつも、餌やりを始めると、、、
三女:パパ、カマキリがバッタを捕まえそうだから、パパ捕るとこ撮って!!
っと、意外な反応でした。
こりゃ、かなりカマキリを好いちょんな。
そのときに撮影したカマキリ捕食の瞬間がこちら
トノサマバッタの逆襲
しかし、カマキリの動きはだんだんと鈍くなります。
それでも、頑張ってバッタを捕食していたのですが、
バッタも負けていません。
三女:パパ~、大変。カマキリがバッタに食べられてる(泣
パパ森:さすがにそれはないやろ
しかし、調べてみると、トノサマバッタは、草食&肉食らしい。
マジて!!
共食いすることもありえるらしいのです。
でも、でもさすがにカマキリを食べるなんてないやろ。
そんなこんな考えながら、カマキリを見に行くと、
確かに、トノサマバッタがカマキリの背中にがっつりくっついてて
何か食べたそうな気がある。
触って、離そうとしてもがっつりしがみついてて離れない。
もしかして、弱ったカマキリを
本気で食べようとしていたのかもしれません。
wそんなカマキリとバッタの光景がこちら
カマキリとのお別れ
カマキリって、秋頃しか見ないですよね。
調べると、春頃生まれるらしいのですが、
私たちが、普通に見かけるのは、秋
そして、秋が終わるころには死んでしまう。
短命ですね💦
そして、我が家のカマキリも
だんだんと動きが鈍くなり
やがて動かなくなりました。
カマキリくん、今までありがとう。
そんな話をしながら、子どもたちもカマキリくんとお別れをしました。
残されたバッタたち
そう言えば、三女と何度か取りに行ったバッタたち。
トノサマバッタをはじめ、
多くのスタンバイバッタが残されてました。
パパ森:残されたバッタたちどうする?
長女:カマキリも死んじゃったし、逃がしてあげたら?
三姉妹もバッタを飼育するモチベーションはなし
パパ森:そうだね、バッタたちは河川敷に戻してあげようか
三姉妹:それいがいい~
ということで、捕食されずに残されたバッタたちは、
元居た場所へ返してあげました。
新たな命の誕生
そのご、卵を産み付けられたカマキリケースは、
数カ月の間、ベランダに放置
みんなカマキリの卵のことなどすっかり忘れていました。
そういえば、カマキリっていつ頃生まれるのかな?
調べると、春先に生まれるらしいんです。
そうなんだ。
そこから少しずつ成長し、
秋頃に私たちの前に姿を現すんですね。
しか~~~し、そんな悠長なことは言ってられない事態が起きました。
1月の第2週末、かなりあったかかったんです。
冬なのにあったかいな~と
何気にベランダに放置プレイのカマキリケースが気になり
卵の状態をのぞいて見ると
、、、
あれ?
なんか、うじゃうじゃと居るじゃぁありませんか💦
週末の温かさに
カマキリも春が来たと勘違いしたみたいです。
およそ、300匹はいるだろうというくらい
カマキリ赤ちゃんが誕生していました💦
さすがに、ちょっと焦りましたね。
そのかまベイビーがこちら↓
その後のハプニング
今日のご飯はおでんだー!
ご飯ができるのを待っていると
キャーァァァァァァァァァァァァァァ!!
悲鳴が聞こえてきた。
リビングの方からだ‼ リビングにかけつけてみる。
すると、なななんと、、、
そこには、かまベイビーが鎮座していた。
カマキリケースから何匹のカマキリが脱走したことやら。
そこから、数日間、また家のどこかにかまベイビーが鎮座してるかも
ひやひやモードは今も続いています💦
つづく