教育

AI時代に求められる力とは?~暗記よりも考える力・コミュニケーション能力が重要に~

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AIの進化によって、仕事のあり方が大きく変わりつつあります。「これからの時代、どんなスキルを身につければいいのか?」と不安を感じる方も多いでしょう。実は、AI時代に活躍するためには、「人間にしかできないこと」を伸ばすことがカギとなります。今回の記事では、「AIが得意なこと・苦手なこと」「これからの時代に必要な3つの力」「子どもが将来AIと共存するために親ができること」について詳しく解説していきます。

この記事を書いた人

この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。

パパ森ってこんな人 2022.1に、「誰かの役に立ちたい」という思いから、五姉妹パパとしての奮闘記ネタで雑記ブログを開設。途中更新しない時期もありましたが...

AIが得意なこと・苦手なこと

昨今、AIの進化には著しいものがありますが、AIにも得意なことと、苦手なことがあります。まずは、その点について触れていきたいと思います。

1 AIが得意なこと(機械に任せられる仕事)

AIは、大量のデータを高速で処理し、正確な答えを導き出すことが得意です。

✅ データの処理・計算のスピードが速い
→ 例:「大量の顧客データを分析し、最適なマーケティング戦略を導く」

✅ 暗記・検索が得意
→ 例:「医療分野で過去の症例データをもとに病気を診断する」

✅ 単純作業の自動化ができる
→ 例:「工場のライン作業や、事務作業の自動化」

「ルールが決まっている仕事」「大量のデータ処理が必要な仕事」は、AIがどんどん代替していきます。

2 AIが苦手なこと(人間にしかできない仕事)

一方で、AIは創造性や人間らしい感情を持つことができません。

❌ ゼロから新しいアイデアを生み出すことが苦手
→ 例:「芸術作品を作る」「ビジネスの新しいコンセプトを考える」

❌ 人の感情を理解して適切に対応するのが難しい
→ 例:「相手の気持ちを汲み取って、励ます」「交渉や接客で相手に寄り添う」

❌ 倫理的判断や価値観を持つことができない
→ 例:「法律やモラルに基づいた正しい判断をする」

「考えること」「共感すること」「価値観を持つこと」は、人間ならではの強みと言えます。

AI時代に求められる3つの力

AIが発達することで「機械にできる仕事」と「人間にしかできない仕事」が明確になってきています。これからの時代に求められるのは、AIを活用しながらも、人間ならではの強みを活かす力です。

1 考える力(思考力・創造力)

・「なぜ?」を考え、自分の頭で答えを導く力が求められます。
 例:「AIが出した答えをそのまま受け入れるのではなく、本当に正しいのか批判的に考える」

・創造力 → AIが模倣はできても、ゼロから新しいものを生み出すのは人間の役割。→ 暗記ではなく、「考える経験」を増やしましょう。

2 コミュニケーション能力(対話・共感力)

・人の気持ちを理解し、適切な言葉で伝える力が求められます。
 例:「上司や同僚と協力しながら仕事を進める」「顧客の本音を引き出し、最適な提案をする」

・交渉力・プレゼン力 → AIにはできない「人の心を動かす」スキルが求められます。→ 人と関わる機会を増やし、「相手を理解する力」を伸ばしましょう。

3 問題解決能力(課題を見つけ、解決する力)

・「何が問題なのか?」を発見する力が重要です。

・AIは決められた問題を解くのは得意ですが、「どんな問題を解くべきか」を考えることはできません。

 例:「社会課題を解決する新しいビジネスを考える」「顧客が求める新しいサービスを開発する」→ 答えがない問題に挑戦する経験を積みましょう。

AI時代を生き抜くために親ができること

AI時代を生き抜くために親としてできることは、どのようなことがあるのでしょうか。

1 暗記ではなく「考える経験」を増やす

子どもに「なぜ?」と問いかけたり、間違いを恐れずに考える習慣をつけるようにしましょう。

「自分で考える力」を育てることが重要です。

2 人との関わりを大切にする

家庭内での会話を増やしたり、グループ活動に参加させたり(習い事・クラブ活動など)、発表やプレゼンの機会を作りましょう。

「共感し、伝える力」を伸ばす環境を作りましょう。

3 答えのない課題にチャレンジさせる

自由研究や探究学習を取り入れたり、社会の問題について考えさせたり(ニュースを一緒に見て議論する)、創造的な遊び(LEGO、プログラミング、アート)を取り入れましょう。

「新しいものを生み出す力」を育てましょう。

まとめ

AI時代に生きる子どもに必要な力とは、「考える力」「創造力」「論理的思考」「批判的思考」「コミュニケーション能力」「共感力」「プレゼン力」「チームワーク」「問題解決能力」「課題を見つけ、自ら解決する力」などが考えられます。

・AIは暗記や計算は得意ですが、「考えること」「共感すること」「創造すること」はできません。
・これからの時代は、思考力・コミュニケーション力・問題解決力がより重要になります。
・親としては、子どもが「考え、対話し、挑戦できる環境」を作ることが大切です。

AIが進化する時代だからこそ、「人にしかできない力」を伸ばすことが、未来を生き抜くカギになります。今からできることを、少しずつ取り入れていきましょう。

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では、今回はここまでにしたいと思います。

また次の記事でお会いしましょう。

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