「朝なかなか起きれない」「朝起きるのが辛い」「起床後ボーとする時間が長い」などなど。朝が弱くて困っている方も多いと思います。朝が弱いと、バタバタする朝に困るし、できることなら1秒でも早く目覚めたいですよね。調べると、概ね同じような解消方法が紹介されていますが、実際の効果はいかほどでしょうか。今回は、実際に朝が弱いパパ森が実験台となり検証しました。
この記事を書いた人
この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。
朝起きれない人は
朝がスッキリ起きれないという方は、「起床時低血圧」の可能性が高いです。
パパ森は、朝の目覚めが悪く、いつも這って起きる毎日です。俗にいう「朝が弱い人」です。
パパ森の朝は血圧が低いのか?
そこで気になるのが、日中に比べて寝起きは血圧が低いのか?です。
ということで、まずは、「日中」と「寝起き」で血圧に違いがあるのか検証してみました。
測定日により、若干数値に上下があります。これは、その日の体調や色んな要素が絡んでいると思いますので、一つの目安程度として見てください。
<日中の血圧>
パパ森も自覚はあるのですが、下が少し高めです。上は、ちょうどいい感じですね。
<寝起きの血圧>
日中に比べると、上も,下もかなり低いですね。これは、誤差の範囲を超えて明らかに低い数値です。
これには、パパ森も驚きでした。
やはり、朝起きれない人は、血圧が低いようです。
上記測定時は、時間が合っていないことに気が付いていなかったので、測定時間は合っていません。しかし、以下の検証時には時間も正しくセットしています。
あなたはどうですか?
パパ森が朝弱い原因は、血圧の低さにもあるようです。あなたはどうですか?一度、寝起きに血圧を測ってみるといいと思います。
朝の血圧が低い方は、以下に述べるパパ森の検証が参考になると思います。
が、寝起きの血圧が日中と変わらなかった人は、、、どうなんでしょう。今のところ、解決策はわかりません。でも、多くの方が血圧が低いのではないでしょうか。
具体的な解決策
では、寝起きの悪さに対する具体的な解決策について、パパ森自身が実験台となり検証した結果をお伝えします。
参考となるコラム
実際に検証結果をお伝えする前に、朝起きれない人の原因やその対策についてコンパクトにまとめられたコラムがあるので、参考までにご紹介します。
こちらがその記事です。
ちょっと見てみてください。
解決方法
このコラムにもあるとおり、解決方法としては以下の4つです。
1 シャワーを浴びる。
2 軽めの運動をする。
3 食事をする。
4 カフェインを摂取する。
他の記事を調べても概ね上記1~4と同じなので、今回はこの4つに絞って、検証します。
検証結果
それでは、実際にパパ森自身が実験台となって検証した結果を発表していきます。
1 シャワーを浴びる
朝目覚めて、這いながらシャワールームへ行きますが、やはり寝起きは頭がぼ~としてるし、身体も硬く、シャワー室へ向かうのも一苦労です。
今回の検証方法は、「客観的な血圧数値」と「主観的な体感」の両面から検証しました。
シャワー前の血圧と体感
寝起きの血圧
前記のとおり、寝起きは日中に比べて血圧が低いです。特に上が低いですね。これじゃぁ、頭も働かないなぁ。
寝起きの体感
もう最悪です。一日の中でも一番辛い時間帯です。身体も動きにくいし、頭はふらふら。シャワー室へ行くのも壁を伝いながら一苦労。
シャワー後の血圧と体感
シャワー後の血圧
血圧の上、下ともに上昇していますね。シャワーは血圧を上げるのに効果があるようです。
シャワー後の体感
ちょっと熱めのシャワーが良いようです。シャワー後、「スッキリ」「シャキーン」とまではなりませんでしたが、寝起き時の「ふらふら感」は解消され、普通に歩け、かなり体が目覚めている感じがありました。
はっきり言って、体感的な変化は顕著で早かったです!!
2 軽めの運動をする
起床後は、やはり這いながらリビングへ向かい、携帯でラジオ体操を再生し、第1、第2を行うこととしました。
最初はふらふらしながらの体操でしたが、第2が終わるころにはだいぶん身体も動くようになっていました。
でも、正直、起床後すぐにラジオ体操はしんどかったです。
運動前の血圧と体感
寝起きの血圧
やはり、日中より低いですね。ここから軽めの運動すると変化はあるのでしょうか。
寝起きの体感
もう最悪なのは、前記同様です。
運動後の血圧と体感
運動後の血圧
上も下も上昇しています。ただ、運動したのに、脈拍が全く変わってないのは驚きです。思ったより、ちゃんと体操できてなかったのかな。
体操後の体感
ラジオ体操したのに、身体は硬いままで、頭もふらふらのままでした。しっかり体操できたかというと「?」という感じです。血圧は上がりつつも、体感的な変化はあまり感じられませんでした。
3 食事をする
起床後、食卓の前に鎮座する。まだ食欲はないし、こんな状態で食事ができるのかという感じでした。
ふらふらしながら、無理やり口の中に放り込むのは正直しんどいです。
食事前の血圧と体感
寝起きの血圧
この日は、休日だったことから少し遅めの起床でしたので、その分血圧も少し高めだったのでしょうか。
寝起きの体感
少し遅めの起床だと、這って起きるほどきつくはありませんでしたが、ふらふら感は否めません。
食事後の血圧と体感
食事後の血圧
しっかり食事は摂りましたが、意外と血圧は上昇していません。
食事後の体感
起床後すぐの食事は、正直しんどいです。まだ、身体もボーとしてるし、食欲ないので、無理やり食べる感じです。食後も、ぼーっとした感じは変化なく、正直、起床後と体感的な変化はありませんでした。
4 カフェインを摂取する
最後に、カフェインの摂取です。パパ森は、毎朝必ずコーヒーを飲むので、その前後で検証することにしました。
朝は、相変わらずですが、這ってでないと起きれません。目が覚めてないので、少しずつコーヒーを飲む感じですね。
カフェイン摂取前の血圧と体感
寝起きの血圧
相変わらず血圧は低いです。
寝起きの体感
やはり、いつもと変わらずきついです。今回も這って起きました。
カフェイン摂取後の血圧
上も下も少し上昇してますね。
カフェイン摂取後の体感
ん~、これは何というか、即効性はないですが、じわりじわりと体が目覚めていく印象を受けました。
検証評価
上記検証は、日ごとに別々に実施しましたが、実際のところは、
① シャワー→カフェイン摂取→食事
とか
② 食事→シャワー→カフェイン摂取
などと組み合わせているため、いずれの順番でも、外出時までには概ね目が覚め、血圧も上が120台、下も70台で推移していました。
そこで、今回の検証評価としては、「どうすれば、いち早く朝の辛い状態から脱出できるか。」という視点で分析していきます。
それぞれの体感即効果を5段階の★で評価してみました。
1 シャワーを浴びる ★★★★★
パパ森的には、何より先にシャワーを浴びることをお勧めします。2~4は自ら自発的な行為が必要ですが、シャワーは、身体が動かなくても強制的に浴びることができ、血圧的にも体感的にも即効性が高いです。
2 軽めの運動をする ★★★
これも効果は高いように感じましたが、自発的に体を動かさなければいけないので、軽めであっても朝起きていきなり運動するのは、パパ森的にはハードルが高かったです。
3 食事をする ★★
朝起きていきなりの食事は厳しいです。なかなか口が動かず、喉に通りません。ただ、朝の目覚め効果に関わらず、朝食はちゃんと取りたいですね。
4 カフェインを摂取する ★★★
こちらも3に似ています。飲もうと思えば飲めますが、少ししんどいですね。強制的に飲まないといけないので、朝起きてすぐのカフェイン摂取もあまり気が進みません。
結論
朝一から血圧を上げ、目覚めの初動としては、強制的に行える「少し熱めのシャワーを浴びる」ことが一番効果的という結論に至りました。
その後に、軽い運動をするなり、カフェインを摂取するなり、食事をするなりすると効率よく体が目覚めていくのではないでしょうか。
今回は、いかにすればいち早く弱い朝を乗り越えられるかについて、パパ森が実験台となって検証してきましたが、皆さんいかがだったでしょうか。
朝弱い方への少しでも参考になれば幸いです。
それでは、今回はここまでにしたいと思います。
また次の記事でお会いしましょう。