ビリヤードＤＶＤ視聴してみた第２弾　須藤路久プロビリヤードインストラクターの「ビリヤードスピード・トレーニング」

今回取り上げるビリヤードDVDは、その名も「ビリヤードスピード・トレーニング」（出演・監修:須藤路久）です。早く上達しそうなネーミングですね。

実は、パパ森は、本DVD視聴後に、いてもたってもいられなくなり、この須藤レッスンプロの個別レッスンを受けに行きました。数時間という短時間でしたが、中身の濃いひとときで、とても情熱的かつ独自の理論に基づいた理解しやすいレッスンでした。今このDVDを見返しても参考になることばかりです。

ちょっと個人的な話になりましたが、パパ森的には、本DVDは、ビリヤードを楽しむすべての人にとって、とことん参考になる内容と思っています。ぜひ、一度は見ておいて損はありません。目から鱗の情報盛り沢山です。

ということで、今回は複数回見直すほどパパ森が参考にしている「ビリヤードスピード・トレーニング」について、視聴した率直な感想をお伝えします。

都内複数のビリヤード場で、主にビギナーからB級までのプレイヤーを対象にレッスンを行ってきた人気プロインストラクター。独自に研究を重ねた体系的なビリヤード理論と、これまで多くのビリヤードプレイヤーをレベルアップさせてきた経験に基づく、誰もが理解できる分かりやすい指導方法には定評があります。

断っておくと、この方プロプレイヤーではありません。レッスンプロです。レッスンのプロということですね。どのスポーツ業界でも、第一線で輝いているプロプレイヤーにはコーチという存在があるように、この方は、コーチとしてレッスンするプロということです。

こんな悩みを抱えながら、日々のビリヤードライフを過ごしていませんか。

・基本はできているはず！！でも時々思いもよらない外し方をしてしまうときがある。

・苦手な配置があり、いつも同じように外してしまう。

・どうも厚みが分からないが、何が原因かわからない。

・ここぞという時に外してしまう。

・一度調子が狂うとなかなか戻れない。

・自分が信じられなくなってきた　etc

本DVDは、これらの悩みが一挙解決するかもしれません。

とても衝撃的な内容なので、心して視聴してください（笑

本DVDは、他のプロ等が解説する内容とは、一味違った切り口からプレイヤーの悩みに迫っていきます。

多くのプレイヤー、特に昔からプレイをされている方ほど知らない情報かもしれません。いや知らなくても感覚的に処理ができていて安定したショットが実現できているA級の方も多くいらっしゃるのも事実だと思いますが、このDVDで解説する原理原則を知っているか否かにより、成長速度や失敗したときのリカバリー、スランプからの脱却に差が出るように思います。

このDVDは、ほぼ全てにおいて須藤レッスンプロが解説しながら実践しています。器具を使用することで、全体を通して、視覚的にも理論的にも理解しやすい内容となっています。

入口として、練習には大きく分けて２つあることを指摘しています。この２つの区別ができていないと、今どんな練習をしているのか分からず、練習しても堂々巡りになる可能性が大きく成長が遠回りとなるため、基本として理解しておきたい事項です。

初心者には聞きなれない言葉だと思います。経験者は、言葉では知っていても理屈をしっかり押さえている方は意外と少ないのではないでしょうか。ここでは、このスロウの物理的現象を理論立てて解説しています。このスロウを無視してビリヤードは成り立たないほど重要な事項です。

この「スロウ」をしっかりと理解した上で、どのような狙いを付ける必要があるのか。これが、一つ大きなポイントとして解説されています。また、厚みと方向の考え方、何をどのように考えて狙えば良いのかが分かります。

「入った」「入らなかった」を意識していてはいつまでたっても上達が遅れるを力説しています。では、「どのタイミングで何をどのように意識して撞けばよいのか。」ここにポイントが隠されているようですが、以下のチャプターからはそのための方策が理論立てて説明されています。

「細かく説明しようとするといくらでも言えるのだが・・・」という前置きの後に、ここさえ押さえておけば基本からずれないというポイントを、ブリッジの作り方、キューの握り方、などについて解説していきます。ここでも、なるほど～というチェックポイントやイメージの作り方などが分かりやすく解説されています。

ここでは、具体的にどのような見方でキューに眼をセットするのかについて、皆さん関心の深いと思われる効き目についても触れながら解説されています。ここでも、なるほど～、そういうことか～という時間が流れます。

ここがキモというフレーズがあり、人間の体は、「●」で動くと解説されています。意識していないといつも間違いを犯す厄介者で、重要なフレーズです。さて、何でしょう？

正確なショットを行うための３要素を①スローの知識②方向感覚③ボールの車両感覚と位置付けています。この３つを正しく理解し、区別することで、無駄なく最短で効果的な練習が可能と解説されています。

方向感覚を掴むため、まずは人はどのくらい錯覚をするのかについて検証し、その錯覚の解消方法を合理的に解説しています。自分はそんな錯覚はしていないという方（パパ森もそうでした。）は、各人で実際に検証してみるとより実感できると思います。（パパ森は錯覚してました。）

正しい車両感覚を掴むための練習として、帯ボールを活用する方法が紹介されています。これにより方向感覚をペイし、車両感覚のみの練習に効果を発揮するというシンプルかつ合理的な練習方法となっています。

チャプター３までを網羅していざショットすつ段階において、そのすべてを生かすも殺すも、この正しい目の使い方が大きく影響すると力説されており、最重要テーマと位置付けられています。

何を基準に狙うのか！！ここは当たり前のようで意外と間違っている人が多いようですが、手元からレーザービームが出ているようなイメージで表現されています。具体的にストロークのどの段階でどのようなビームをイメージするのかについて懇切丁寧に解説されています。プロ、アマを含め、多くの方が、目の使い方について説明されていますが、パパ森的には、今までにないイメージであり新鮮かつ即採用となりました。

目の開閉でどのような現象が起きるのか。どのタイミングで手球を見て、どのタイミングで的球を見るのかについても合理的な説明のもとに解説されています。「〇球を見てテイクバックを始める。」「インパクトの瞬間に〇球が見えていること」など今までの解説を基に考えると納得のいくものとなっています。逆にこのような目の使い方をすると外す原因となる事象も理屈立てて説明しています。

また、目の使い方ではないですがストロークのリズム（ルーティン）についても少し言及されています。

眼の使い方による失敗の原因には、大きく２つのエラーがあると説明しています。パパ森も薄々は感じていたところでありますが、明確に「ハッ」とさせられた部分であり、誰もが陥っている心理現象だと思います。

ビリヤードプレイヤーすべての方に効果があるとパパ森は思っています。他のDVDとは一線を画する内容であり、新鮮であり十分見ごたえのある内容です。今まで誰もが何となく感じてはいたものの曖昧であり明確には語ってこなかった内容。そんな範疇のものだと思います。

全てです。

最初に書きましたが、このDVDを見て、いてもたってもいられなくなり実際に須藤レッスンプロのレッスンを受けに行き、またそこで進化した理論を教えて頂き、練習と普段のプレイーへの取り組み方が全く変わりました。

外した原因も自分で明確に分析できるようになりましたし、何がまずかったのか、技術的な問題か、意識的な問題か、何が不足しているのか、今練習すべき課題は何か、などが自分自身で明確に分かるようになりました。何といっても練習が楽しくなった！この成果は計り知れないです。

ここまで読まれた方の中には、早くDVDを見てみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。このDVDを見てプレーするのかしないのか。この差は、将来にわたって、とても大きな差になるのではないかと思います。

本DVDが購入できるサイトと実際に須藤レッスンプロのレッスンを受けた方のブログを貼っておきます。良かったら覗いて行ってみて下さいね。

ちなみに、同じタイトルの書籍も貼り付けておきます。こちらもDVDとほぼ同内容となっていますが、少々細かく記載されています。しっかり読み込みたい方はこちらも参考にしてください。