遂に我が家にもコロナがやって来ました。不意に!!焦りますね。いつどこで感染してもおかしくない状況ですが、パパ森家で対処した経緯や反省点をご紹介することで、今後の誰かのためになればとの思いで、コロナ体験記を綴っていきます。
この記事を書いた人
まずは、この記事を書いたパパ森について、簡単に紹介させてください。
その日は不意にやって来る!!
いつもより少し元気がない長女。どうしたのかな?
念のため、検温すると37.2度
ん~、微妙だね。疲れかな~
今日は、早く寝ようね!!
何て言いながら、翌朝まで様子を見ることとしたパパ森家。
しかし、状況は一変!!
明け方、長女の様子がおかしく・・・
検温すると、38.7度
あた~、これはいかんね。
それでもパパ森は職場へ。
そして妻は、病院の予約を取り、長女を車に乗せてかかりつけ医へ連れて行くことに。
パパ森:まあ、長女は発熱しやすいから、いつもの「風ですね~。気をつけて下さい。」で処方箋出してもらって様子見だわな~。
何て、楽観視していました。
しかぁ~し、状況は思いもよらぬ方向へ、、、。
午前10時ころ、妻から電話が!!
携帯電話:プルプル~プルプル~
パパ森:どうした?
妻:陽性やった。すぐ帰って!!
パパ森:えっ、マジで!!コロナ陽性ってこと?
妻:そうそう!みんな出禁やわ。
パパ森:まじか~。
妻:検査結果が出るまで2時間くらい車で待たされたわ。
パパ森:それは、おつかれやったね。わかった、帰るわ。
当時のパパもりの心境
そんな、妻からの一方により、パパ森家VS新型コロナとの戦いの幕が開けました。
家族全員濃厚接触者!!
妻と一緒に、数日間の長女の行動を思い返す。ん~、あのときに感染したのかな?あそこに行かなければ良かったかな。いやもしかしたらあれじゃない?ん~、分からないけど後悔の嵐。でもどうしようもなかった・・・。
そして、当然のことながら家族全員濃厚接触者となり、パパ森家の活動は急停止することに。
職場の出勤停止
妻からの一方により、職場へ長女の状況を伝えることに。あ~、今めっちゃ重要な仕事してる最中なのにな~、あと1時間でもいいから時間が欲しい。でも、そんな願いも虚しく速攻自宅待機を命じられるはめに。
職場:引継は、電話かメールでお願いします。
これが、現実です。
突如として自分の仕事が奪われることに・・・。
いついもは仕事の愚痴ばかりで、仕事行きたくないな~なんて言ってるくせに、なぜこういう時は、もう少し仕事したいなんて思うんでしょうね。
学校の登校禁止
もちろん、次女、三女も登校できなくなります。まあ、四女は愛犬なのでいつも自宅待機ですが・・・。しかも、夏休みに入る最後の終業式。あゆみとか色々もらう日なんだけどね~。
次女:え~、今日私、日直だし~。困るぅ。
三女:え~、私も日直!!絶対行きたい。(半泣)
パパ森:そんなこと言ってもね~、どうしようもないんよ。ごめん、休んでね。
三女:絶対学校に行きた~い。え~ん(大泣(T_T)!!)
三女:嫌だぁ~、行く~
三女は、なかなか現実を受け止められません。
しかし、願いも虚しく子どもたちは楽しみにしていた終業式には登校できません。
1日早い夏休みになったね。
習い事、塾の停止
今どきの子は、習い事や塾にも行ってます。
もちろん、これらも正直に全て連絡の上、行けなくなりました。
受講料高いんだけどな~。
かろうじて、オンラインレッスンができるところは、それで!!ってな感じで対応してもらいました。
とにかく全てシャットアウト
毎週、習い事や塾、部活などでの時間のやりくりに苦戦していたのが嘘のよう。
すべてのスケジュールが真っ白となり、パパ森家はぽつんと孤立感を味わう羽目に。
コロナにかかった人は、みんなこんなツライ思いをしていたんだね。
改めて、このコロナの恐ろしさを実感しました。
コロナ感染からその脱却までの軌跡
ここからは、家族の中に陽性者と陰性者が混在する中で、パパ森家が実践したことを赤裸々に伝えていきます。感染対策は、しっかりやっていると自負していましたが、いざ家族に陽性者が出ると、ちょっとテンパりました。でもそういう時こそ、落ち着いて、頭の整理をしながら1つずつ対処していかなければいけませんね。
まずやらないといけないこと
ここを怠ると、すぐに家族全員感染してしまいます。超重要事項ですので、しっかり心に留めておき、いざという時に速やかに実践できるように日頃から努めましょう!!
家中の除菌
まず行ったのが、長女の行動パターンを中心に除菌の嵐。幸いにも除菌スプレーは残っていたので、初日の除菌対応としては、まあまあだったのかなと思います。ドアノブやトイレ、テーブルやベッド、玄関先や長女の机周り、廊下やキッチン類、子ども部屋など、ほんとにありとあらゆるものを除菌しました。
使用したのは↓これ!!
しかし、日頃から除菌癖がないと、いざという時に除菌スプレーがない!!なんてことにもなりかねないので、コロナ禍においては常に除菌の癖をつけておきたいですね。
余分に1つストックがあると、心に余裕が生まれます。
どうせ、使うものだから大目に購入しておくことをお勧めします。
陽性者の隔離
次に実行したのが、長女の隔離。これも可愛そうに思いますが、徹底しなければなりません。長女が部屋からの外出を許されるのは、トイレとお風呂のときだけ。その他の生活は、全て隔離部屋で過ごしてもらいました。
まあ、長女は、療養期間(発熱中を除く)中、スマホのゲームに明け暮れ、それなりに楽しんでいたようですが・・・。
長女:だって、やることないんだもん。
パパ森:いやいや、そういえば、塾のオンラインちゃんと受講してたよね。
長女:そうだよ!ご飯食べながらだけどね。
パパ森:まぁ、偉い!!と言っとこう(-_-;)
家の中でもマスクの着用
これが、結構しんどかったです。家の中でマスクを外していいのは、食事とお風呂のときだけ。就寝時もマスクを徹底しました。まあ、朝起きるとマスクが外れてたりもしてましたが・・・。
パパ森も気づくとマスクを外していて、子どもたちがマスクをしている状況をみてハッとすることもしばしばでした。
子どもたちの方が、意識高めですね。
まあ、でも室内でのマスク生活も続ければ慣れるもので、苦痛感は日に日に緩和していきました。
使用するタオルの分別
パパ森家は、キッチンと洗面所に共有タオルを設置していましたが、これもダメですね。1日に1人1枚専用のタオルを設置し、設置場所も別々にした上で、使用することにしました。
もちろん、共有タオルは全て取り除きました。でも、つい癖で、いつもの場所でタオルを拭き拭きしようとするんですね。あれ?ない?そうか、別々にしてたんやわ。
日常生活でのルーティーンって無意識にやっちゃうから、これも慣れるのに数日かかりました。
しかも、タオルの使用枚数が半端ないので、洗濯物が増えて大変でした。
同居者の団結
意外とこれが一番重要だと思います。
同居者が同じ目的に立って行動できないと、コロナはちょっとした隙間からすり抜けてきます。そんなことはさせないという同居者の強い意志と団結がこれらの行動を成功させる唯一の秘訣かもしれません。
幸いにして、パパ森家の子どもたちは、愚痴のひとつも言わずに、当然のごとくこれらをこなしてくれました。
一番の苦戦は、愛犬でした。だって、家族みんなに甘えたがるんですもん。これを阻止するのはなかなかの労力でした。
そんな愛らしい愛犬の姿がこちら
入りたいけど、入れない哀愁が漂っています。
しかし、本当に、子どもたちには感謝感謝の雨あられ、いや雨嵐!!(これは、嵐ファンにしか分からないかな~。笑)
意外と忘れがちなこと
ここからは、注意してても意外と抜けてしまいそうになる事項について触れいておきます。コロナはこういう小さな隙間から簡単にすり抜けてきます。
トイレの使用について
(1)除菌
冒頭でも触れましたが、除菌は基本中の基本。でも、これ毎回となると意外と面倒なんですよね。短時間だったからいんじゃねぇ~。夜中だから面倒だ。理由はいくらでも付けられますが、後悔するのは自分ですから。子どもでもできるんだから、大人はちゃんとしよう!
(2)蓋
これ、本当に抜け落ちます。蓋をせずに流したら、菌はトイレ中に舞い散ります。除菌してても効果半減ですね。トイレで感染した!!なんて話は話題になっていませんが、感染源としては十分に考えられます。そのひと手間で感染の可能性をぐっと下げることができるのであれば、やる意味ありますよね。
マスクについて
(1)基本
人ごみの中ではマスクをする。これは、冒頭でも記載したとおり、感染予防の基本中の基本ですよね。家庭内も人ごみの中です。なので、家の中でマスクをするのは基本です。感染経路の多くは家庭内感染。これは、家庭内でマスクをしていないことが大きく起因していると考えられます。家の中でマスクするなんてやりすぎだと思う方もいるかもしれませんが、一番の三密で濃厚接触ですからね。家庭内でマスクをしない理由はないと思います。
(2)就寝
これも意外と抜け落ちます。就寝中は、誰もが無防備になりますよね。感染し放題です。まあ、寝言でも言わない限り会話はないですが、くしゃみやいびきなど口をあけて吐き出す行為は十分に考えられるので、別室で寝ない限りは面倒ですがマスクをして寝るのが良いでしょう!
食事について
(1)紙皿等
共有の食器を使用すると、洗う時に気を使いますし、洗った後も何だか気になりますよね。そうであれば、10日間の療養期間と限定的ですから、ここは100均などで購入した紙皿、紙コップ、割り箸、スプーン、フォークを使いましょう。
(2)黙食
ここも、職場などでは気を付けていると思いますが、家庭内となると自然と会話が弾みますよね。でも、ここも10日間の辛抱です。黙食を徹底しましょう。食事中に話したいときは、面倒でもいったんマスクを付けて話す。このひと手間で感染は大きく防げます。
洗濯について
洗濯物は、紙コップのようにはいきませんでした。まあ、やろうと思えばできないこともないですが、非常にもったいないですよね。ですので、ここは十分に気を付けて、使用後のものは、感染者自身で、ビニール袋に入れてもらい、洗濯機の中に入れてもらいました。もちろん、感染者の服と非感染者の服は別々に洗濯します。
お風呂について
熱が下がれば、お風呂も入りたいですよね。ここも、入る順番には気を付けましょう。感染者には申し訳ないですが、一番最後に入って頂きました。
気を使ったこと
家族が陽性者となり、自分は元気だとしても、もしかしたらもう自分は感染しているかもしれないという思いで生活しなければなりません。そうすると、これまた色んなところに気を使わなけれなならなくなりました。
エレベータの利用
いろんなところで利用するエレベーター。人が居ると結構密な状態になりますよね。ですので、ここは敢えて避けるようにしていました。自宅はマンションですが、エレベータを使用しないのはかなり不便でした。でも、仕方ありません。他人様を感染させるわけにはいきませんから。考えられる感染対策は実行する!!
買い物の時間
買い物はしないわけにはいきません。ネットショッピングもできますが全てという訳にはいきませんよね。ここもできるだけ人ごみを避けるように、夜中でも営業している店舗を選んで、夜中に買いに行きました。夜中だと、人が少ないので、あまり気を使わずに買い物ができたのも良かったです。
それでも感染拡大
長女の感染確認から3日後の朝、妻に異変が・・・。
ひそかに、コロナは潜んでいました。
妻:私、ちょっと微熱があるみたい。
パパ森:うそー。やばいね。
妻:そ、そうね。
パパ森:疲れかなぁ~
妻:いやっ。
パパ森:え?
妻は、普段からあまり風邪を引くことがありません。風邪を引いても微熱で乗り切り、薬も服用せず治しちゃうんです。パパ森には為せない技(-_-;)
その日の夕方
妻:熱が出てきたわ。38度超えている。
パパ森:え~、マジでご勘弁だから。
でもコロナは勘弁してくれませんでした。
妻:私、感染したわ。
パパ森:検査してみないと分からないよ。
妻:いや、私感染した。今日から長女と一緒の部屋で過ごすわ。
パパ森:は、はぁ。
パパ森は、素直に受け入れられませんでした。だって、感染対策はしっかりしていた。との自負はあった。だから、感染したなんて信じたくなかった。
妻:明日、検査するわ。
パパ森:わかった。
翌日の検査の結果、見事に陽性!!妻の判断は正しかった。もし、あのとき、検査するまで隔離していなければ、パパ森家は全滅だったかもしれない。あの時の判断が明暗を分けたのかもしれないとパパ森は妻の勇気ある判断に感服した。
そして、パパ森家のコロナとの戦いは更なる延長戦へと突入することとなる。
パパ森の戦いが本格化
妻は、長女と一緒に隔離状態となり、実働部隊は実質パパ森だけ。感染者2人を含む家族5人&わんこの生活をパパ森が切り盛りしなければならない状態となりました。もちろん、子どもたちだって手伝ってくれましたよ!洗濯物をたたんだり、愛犬を散歩に連れて行ってくれたり。
まあ、普段から食事や家事育児にも多少なりとも携わってきてるパパ森ですが、そのすべてをやらなければならないと思うと、なかなかな心理的負担でした。
正直、妻の感染は予想外!
一番強いと思っていただけに、動揺が隠せない。
こりゃ、パパ森たちが感染するのも時間の問題か。
不安を抱えつつも、日々の生活をこなしていきました。
毎日の食材、日用品の買い出し、食事の準備に後片付け、洗濯、部屋の掃除などなど。
でも、パパ森もいつ発熱するかも分からない。
家族が全滅したら・・・と思うと、自然と冷凍食品や非常食品の買いだめに走っていました。
そんなひやひやな1日1日を過ごし・・・
もうしんどいな~と思い始めたころにやっとその日がやってきた。
家族の回復
冬は必ず春となる!!
どんなに大変なことでもつらいことでもそれは永遠には続かない。
辛いことがあるから、楽しいことがある。
苦しいことがあるから嬉しいことがある。
そう、このパパ森の献身的な努力??のおかげ??で、長女も妻も順調に回復していきました。
長女と妻が隔離部屋から出てきたとき、「おかえり」と思わず感動しちゃいました。
しかし、療養期間10日は長いですな。
後遺症はあるのか
この点は、今後の経過観察となりますが、今のところありません。
ただ、コロナになると良く聞く症状である「味覚障害」について触れたいと思います。
これは、長女にも妻にもありました。
長女はさほど酷くなかったのですが、なぜかチョコレートの味だけしないと。まあ、あまり甘いものを食べ過ぎなくなるから逆に良いのでは?なんて話してたら翌日には味覚も戻ってました。
妻は、カレーを食べてもカレーの匂いしかしない。多分美味しいんだろうなとは思うけど、全く味がしない。残念だと。
2人とも幸いにして味覚は戻りましたが、本当に味覚がなくなるんだな~。
パパ森家の反省と格言
ここまで、読んでいただいたみなさんに質問タイム!!
妻は、どこで誰から感染したでしょうか?
あれだけ、感染対策をやっていたのにスルリとすり抜けてきたコロナの奴
ヒントは、今までの記述の中に隠されています。
記述の中で、三密となる場所はどこでしょう。
そう、家の中、、、もそうですが、もっと密な場所がありました。
勘のいい人は、ピンと来たのではないでしょうか?
そう、
正解は、「車の中」でした。
妻が、車で長女を病院まで連れて行き、PCR検査の結果を待っていたあの魔の2時間。
妻と長女は、車の中で2人っきりでした。
そんなに会話はしていないと思いますが、超密な空間ですよね。
妻の感染源はそこだと妻とパパ森は合点しました。
盲点やったね。
「車内で感染!!」っていうニュースでも聞いてたら、回避できてたかもしれん。
ということで、車内で長時間の3密は絶対に危険です。
みなさん、ご注意ください!!
中途半端にやるのはやらないに等しい
ほんとにそう感じた出来事でした。
医療保険
でも1つだけ、嬉しいことが・・・。
そう、コロナ感染による自宅療養は、10日間の入院とみてくれるので、保険が適用されるんですよ!!
知ってましたか?
パパ森もさっそく、長女と妻の医療保険を使って、保険の申請をしました。
もらった保険金でおいしい物でも食べたり、旅行に行ったりしようかね!!
って、おいおい、また感染するぞ~。
ちゃんちゃん。