「子どもにも、お金のことを教えたほうがいいのかな?」そう思っても、「でも、何を教えればいいんだろう?」と迷う親御さんは多いのではないでしょうか。貯金の大切さ?投資?NISA?税金?もちろん、こうした知識も将来的には必要になるでしょう。でも私は、子どものお金の教育で最初に伝えたいのは、もっと根っこの部分だと考えています。それは、「お金とは何なのか」「何のために働くのか」「何のために貯めるのか」「何のために増やすのか」「そして、何のために使うのか」ということです。お金の教育の目的は、単に「お金持ちになる方法」を教えることではありません。子どもが大人になったとき、お金に振り回されるのではなく、お金を上手に使って、自分の人生を自分で選べるようになること。今回は、そんな視点から「子どもに伝えたい7つのお金の教養」を考えてみたいと思います。

1.お金は「人生の選択肢を広げる道具」


まず子どもに伝えたいのは、

「お金そのものが人生の目的ではない」

ということです。

お金があれば何でも幸せになるわけではありません。

でも、お金があることで選べることは増えます。

例えば、

「こんな勉強をしてみたい」

「この学校に行きたい」

「海外を見てみたい」

「こんな仕事をしてみたい」

「家族と旅行したい」

「困っている人を助けたい」

そんなとき、お金はその願いを実現するための助けになります。

だから、

お金はたくさん持っている人が偉いんじゃない。
自分や大切な人の人生を豊かにするために使う道具なんだよ。

そんなことを、私は子どもたちに伝えていきたいと思っています。

2.お金は働くことで得られる


子どもにとって、お金は不思議な存在かもしれません。

✅ATMに行けば出てくる。

✅カードをかざせば買い物ができる。

✅スマートフォンでも支払いができる。

キャッシュレスが当たり前になるほど、「お金はどこから来るのか」が子どもには見えにくくなっています。

だからこそ、

お金の向こうには「誰かの仕事」がある



ということを伝えたいところです。

スーパーの商品も、レストランの料理も、ゲームも、スマートフォンも、多くの人の仕事によって生まれています。

そして自分も大人になれば、

誰かの役に立ったり、価値を提供したりすることで収入を得ていく。

お金の教育は、働くことについて考える教育でもあるのです。

3.「欲しい」と「必要」を考える


子どもがお店で、

「これ欲しい!」

と言うことはありますよね。

そんなとき、すぐに

「ダメ!」

と言うだけではなく、

「どうして欲しいの?」

と聞いてみるのも、お金の教育になります。

大人も同じですが、

「欲しいもの」と「必要なもの」は必ずしも同じではありません。

だからといって、欲しいものを買うことが悪いわけでもありません。

大切なのは、

お金を使う前に一度考える習慣をつけること。

「本当に欲しい?」

「長く使えそう?」

「これを買ったら、ほかに欲しいものは買えなくてもいい?」


こうした小さな問いかけから、子どもは少しずつ「選択する力」を身につけていきます。

4.お金には「使う・貯める・増やす」という役割がある


お金の教育というと、

「無駄遣いせず貯金しなさい」

となりがちです。

しかし、お金は貯めるだけのものではありません。

大きく考えると、

使う・貯める・増やす

という役割があります。

「使う」は、今の生活や経験を豊かにするため。

「貯める」は、近い将来に必要なお金や、もしものときに備えるため。

「増やす」は、より長い将来に向けて資産形成を考えるため。

どれか一つが絶対的に正しいわけではありません。

大切なのは、

目的に応じてお金の役割を考えること。



「全部使う」でも「全部貯める」でもなく、お金にはいろいろな使い道があることを知ってもらいたいですね。

5.お金はすぐ使わず、未来のために残すこともできる


子どもにとって、

「今欲しいもの」

は、とても魅力的です。

これは大人も同じですね(笑)。

でも、お金には、

「今使う」という選択と「未来のために残す」という選択

があります。

例えば、

今日500円を全部使うのか。

少し残して、もっと欲しいものを買うために貯めるのか。

ここから、

「今」と「未来」のバランス

を考えることができます。

資産形成も、本質的にはこれと似ています。

今の生活を楽しみながら、未来の自分のためにも少し残しておく。

子どもの頃からこの感覚を身につけることは、将来のお金との付き合い方にもつながっていくでしょう。

6.投資には「増える可能性」と「減る可能性」がある


子どもへの金融教育でも、いずれ「投資」という言葉に触れることになるでしょう。

ここで大切なのは、

「投資をすればお金が増える」

とだけ教えないことです。

投資には、お金が増える可能性があります。

一方で、価格が下がり、投資した金額を下回ることもあります。

つまり、

リターンとリスクはセットです。



そして、

「絶対に儲かる」

「必ず増える」

という投資はありません。

子どもに投資を教えるなら、テクニックより先に、

「増える可能性があるものには、減る可能性もある」

という基本的な考え方を伝えることが大切だと思います。

7.お金より大切なものもある


これは、ぜひ子どもに伝えたいことです。

お金は大切です。

だからこそ、学ぶ価値があります。

でも、

人生で大切なのは、お金だけではありません。

家族との時間。

友達。

健康。

経験。

好きなこと。

夢。

誰かとのつながり。

こうしたものは、単純に金額では測れません。

資産形成をしてお金を増やすことも大切ですが、

何のためにお金を増やすのか

を忘れてしまえば、本末転倒です。

お金を学ぶ最終的な目的は、

「数字を大きくすること」

ではなく、

自分らしく豊かな人生を送るため


なのではないでしょうか。

8.子どもの金融教育で親が気をつけたいこと


子どもにお金を教えるとき、親が気をつけたいことがあります。

それは、

親の価値観を唯一の正解にしないこと。

例えば、

「貯金する人が偉い」

「高いものを買うのは悪い」

「投資をしない人は損をする」

と決めつけてしまうと、子ども自身が考える機会が少なくなります。

お金との付き合い方は、人それぞれです。

だから、

「パパはこう思うけど、あなたはどう思う?」

と聞いてみる。

子どもの答えが自分と違っても、

「なるほど。そういう考え方もあるね」

と聞いてみる。

お金の教育で育てたいのは、

親と同じ答えを出す力ではなく、自分で考えて選択する力

だと思います。

9.何歳からお金の教育を始めればいい?


「金融教育は何歳から始めればいいですか?」

という疑問もあるでしょう。

私は、難しい金融知識をいきなり教える必要はないと思います。

子どもの成長に合わせて、身近なところから始めれば十分です。

小さい頃なら、

「物を買うにはお金が必要」

ということ。

少し大きくなったら、

「限られたお金の中から何を選ぶか」

ということ。

さらに成長したら、

「働く・使う・貯める・増やす」

について考えてみる。

そして大人になる前には、

「自分はどんな人生を送りたいのか。そのためにお金とどう付き合うのか」

まで考えられるようになる。

年齢に応じて、少しずつでいいのです。

家庭でできるお金の教育は、特別な授業だけではありません。

毎日の暮らしそのものが教材になります。

ちなみに、パパ森家では

私が、こういった仕事をしている性質上、子どもには早く金融リテラシーを持ってもらいたいと考えているので、高2、高1、小6になるこどもたちに対して、週1回、パパ森がお金に関する学びの会を実施しています。

学校の先生の気持ちが分かるほど準備は大変ですが、「将来のこどもたちのため」との思いで、実施しています。そして、子どもたちが大学を卒業するころには、「社会に出る前に読むパパの資産形成ノート」(パパ森ノートの原型)をプレゼントし、本格的に学習してもらう。という2段構えで実施しています。そして、こどもたちには、自由にチャレンジして生きていける豊かな人生をおくってもらいたいと思っています。

学びの会の資料は、現在進行中で全30回で想定していますが、作りながら実施しているのでご紹介することはできませんが、パパ森ノートは、既に商品化しておりますので、興味のある方はこちら👇から見てみてください。資産形成について理解されていない全ての方に役立つ1冊になっていると自負しています。

10.子どもに伝えたい「お金の教養」7つ


ここまでを整理してみましょう。

① お金は人生の選択肢を広げる道具

② お金は誰かの仕事や価値提供から生まれる

③ お金を使うときは「本当に必要?」と考える

④ お金には「使う・貯める・増やす」という役割がある

⑤ 今だけでなく未来のために残すことも大切

⑥ 投資には増える可能性と減る可能性がある

⑦ お金より大切なものもある


これらは、特定の金融商品についての知識ではありません。

でも私は、こうしたお金に対する基本的な考え方こそ、子どもたちが将来お金と付き合っていくための土台になると思っています。

まとめ|子どもに残したいのは「お金」だけではなく「考える力」


親として、

「子どもには将来、お金で苦労してほしくない」

と思うのは自然なことだと思います。

だから、

たくさん貯金を残してあげたい。

教育費を準備してあげたい。

資産を残してあげたい。

そう考えることもあるでしょう。

でも、どれだけお金を残しても、いつかは自分自身でお金について判断しなければならない日が来ます。

だからこそ、子どもに残したいものは、

「お金」だけではなく、「お金について自分で考える力」



なのではないでしょうか。

✅何のために働くのか。

✅何に使いたいのか。

✅何のために貯めるのか。

✅どう未来に備えるのか。

そして、

✅自分はどんな人生を送りたいのか。

そこまで考えられるようになれば、お金は単なる数字ではなくなります。

お金は、

自分の人生を自分で選んでいくための道具


になります。

パパ森資産相談所が「お金の教養」を大切にしている理由も、ここにあります。

子どもたちが大人になったとき、

「お金をたくさん持っているから幸せ」

ではなく、

「お金について考え、自分で選び、自分らしい人生を歩める」

そんな大人になってほしい。

そのためのお金の教育は、家庭での小さな会話から始められます。

今日、子どもに一つだけ質問するとしたら、

「大人になったら、どんなことをしてみたい?」

そんな問いから始めてみるのもいいかもしれませんね。🌱

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この記事では、子どもに対するお金の教育をテーマにパパ森の見解を踏まえてお伝えしました。

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